秋田・湯沢の豪雪地帯にて明治7年(1874)に創業。母屋と4つの内蔵は秋田県初の国の登録有形文化財に指定され、今も現役で使用されている。 「両関(りょうぜき)」の名の由来は、刀剣に例え、「東の名刀正宗、西の名刀宗近、東西の大関を兼ね、東西にまたがり君臨するように」と名付けられた。 地元で愛される普通酒を中心に醸してきたが、ひと口で誰もに美味しさが伝わる高品質な酒造りを模索した中、十四代の高木酒造より、酒米「雄町」「陸羽田」の存在と仕込みを紹介され、「花邑」という酒銘も授かった。これをベースに、両関のノウハウを合せて試行錯誤を重ね、上品な甘味と透明感ある花邑シリーズが完成。 現在は、愛山、山田錦、酒未来、雄町、出羽燦々、秋田酒こまち、美郷錦、陸羽田といった各地の酒造好適米を使用し、バリエーションをふやしている。(鈴木真弓)
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【アウトレット】みやさか しぼりたて生原酒&花邑 純米吟醸 出羽燦々(詰日2023年8月)1800ml×2本 みやさか醸造 長野県 両関酒造 秋田
1800ml
純米
¥
7,000
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花邑の銘柄一覧
銘柄 |
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純米吟醸 雄町原料米:雄町、精米歩合:50%、日本酒度:-6.7、酸度:1.6、アルコール度:15% |
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純米吟醸 秋田酒こまち原料米:秋田酒こまち、精米歩合:50%、アルコール度:16% |
花邑の酒蔵情報
名称 | 両関酒造 |
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特徴 | 1913(大正2)年に行なわれた「全国清酒品評会」(明治末期から戦前にかけて、全国の酒蔵から2000点以上の酒が出品され競われたコンクール)で、「両関」が第3位に入賞。京都以東の蔵では初となる快挙であった。以後秋田の酒は全国から注目を集めるようになり、銘醸地としての評価を確立する。近代以降の秋田酒の歴史は、「両関」から始まったといっても過言ではない。 当時から継承される「長期低温発酵」は、いわば今日へと続く吟醸造りの基盤をなすものであり、技術面でも常に秋田酒をリードしてきた。代々外部から杜氏を招聘するのではなく、自社で杜氏を育成し造りを指揮してきたところも、高い技術力を維持してきた理由である。 ふくよかで落ち着いた味わいを誇る「両関」銘柄のほか、「花邑(はなむら)」という別ブランドを立ち上げ、こちらは「十四代」とのコラボで誕生したフレッシュな風味で話題を呼んでいる。登録有形文化財にも指定されている美しい蔵のたたずまいは、県内きっての酒どころである、湯沢の象徴的存在だ。(松崎晴雄) |
酒蔵 イラスト |
![]() (加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 両関 雪月花 翠玉 花邑 銀紋 爻 hm55 霧時雨 Rz55 青時雨 蒼玉 初時雨 H×R Fusion Extra edition FLAME OF SKULL Rz50 両関ラボ |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 秋田県湯沢市前森4丁目3−18 |
地図 |
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