W 山田錦45 純米大吟醸 無濾過生原酒
原料米:山田錦、精米歩合:45% アル度数:16
酵母:M310 日本酒度:非公開 酸度:非公開
製造:2023.01(先月)ネット購入 3,190円(1800ml)
1. 吟醸香:A (A.明快な主張 B.そこそこ有り C.特徴弱い)
典型的なりんご様。開栓直後なので甘い香りと言うよりややマジックインキ系(酢酸エチル)が潜在している。これほどクリアーな吟醸香は久し振り。きっと数日以降で印象が変わると思う。
2. 甘さ、酸味、苦み
開栓直後だが最初の一口、旨いと感じた。まろやかで柔らかな酸味。発泡性は無い。苦みは抑えられている。甘さは適度というか辛口系には属しない。
3. 淡麗か芳醇か
まろやかでふくよか、芳醇系。
4. 総評
とにかくまろやか。変なクセが無い。個人的に欠点というものを感じない。山田錦45%精米で掛米も全量で贅沢な作りである。瓶の派手派手しいデザインに正直、閉口したが中身は正真正銘、伝統ど真ん中の日本酒である。完全無濾過、火入れ無しなので発酵による発泡性があるかと思ったが、白濁も一切無くほぼ透明。
5. また買うか:A(A.買う B.買うかも C.買わない)
<余談>
M310は明利酒類(副将軍)の小川酵母の突然変異でできたもので、吟醸香や酸がはっきり出るようだ。かつて醸す森(苗場酒蔵)を飲んだとき、やさしい酸と甘みに素性の良さを感じたがやや玄米臭がした。多分60%精米のせいと思い、今回は大吟醸でのM310。本来なら本家の副将軍にしたかったのだがメーカー直販となり、ネットショップで何点かまとめ買いするには都合がよくなかった。ちなみにM310は越後で候(八海山)、くどき上手、南部美人などでも使われている。
特定名称
純米大吟醸
原料米
山田錦
酒の種類
無濾過 生酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1