大那 純米吟醸 那須五百万石 一貫造り
「五百万石」です。純米吟醸となっているが、 生酛か山廃かの醇酒系と感じる。
開栓初日 香り・甘味はほぼ無い、酸味が先行し辛味が味を締め、米の旨味で後味を膨らませる。
2日も酸味が先行、3日目頃からバランスがとれてきた。4・5日目は米の旨味が口中を支配し、幸せの内に飲み干した。
「五百万石」は「山田錦」と生産量を二分する代表品種、の割には これはと思う酒を選ぶのが結構難しかった。
酒米特性では淡麗辛口に適した品種とのことだが、前回のレビューまで甘味がフィーチァーされた吟醸酒だったので 今回は がらりと雰囲気が変わり、少なからず戸惑った、
合わせた料理、と言うよりつまみか、アサリの酒蒸し。手軽で美味い。