「大那 純米吟醸 東条産山田錦」
飲み屋シリーズ、続きましては栃木県です。
刺身三種にはこんなんどないですか?
と変態大将が出してくれたのはコレ、大那。ダイナ。
ここの酒はよくできた食中酒ってイメージなんですが、果たしてコレは。
ブリ→大那→アオリ→大那→鯛→大那→最初に戻る→誰か止めて(笑)。
すでに麻痺し始めた犬でもわかる、上品な薫りすぎない香り。
刺身の旨味を邪魔しないスッキリした甘味。
特に脂肪系のヤツと一緒にヤルと、その脂のクドさだけを見事に洗い流して、旨味だけを舌に残してくれるという仕事人ぶり。
これはきっと和食、しかも薄味の繊細な料理と抜群に合うヤツ。
キレに特化した酒はいくつもあるけど、香り、甘味、旨味、キレ、余韻まで一連の所作がキレイな酒はそんなに多くないと思います。
蔵の実力の片鱗を垣間見せる、ウルトラ級の良い酒でした。
ダイナだけに。
終わりと見せかけて続く。