二兎 （にと）

愛山四十八
美味しい。ちょっと甘すぎるけど飲みやすいから飲みすぎてしまう‥。

LITTLE SAKE SQUARE🍶

二兎　純米大吟醸　愛山四十八　生

開栓した瞬間、スパークリングワインやイギリスのサイダー(シードル)を思わせる、果実酒様の香りが湧き上がり、驚きました。
しかも、ボトムノートにはレーズンのような香りすら漂わせるほどのリアルさ。
よく注意を向けると米の香りもあるので日本酒と認識できますが、ブラインドで一瞬かいだだけなら果実酒と間違えてしまいそうです。

程よい酸味が甘味を引き立てているところも、後味にわずかに苦味を漂わせるところも、果実酒を思わせます。
その一方で豊かな旨味は日本酒らしい感じがします。
ラベル裏には書かれておりませんが、「フルーティーさとお米らしさ」もしっかり二兎を得ていると感じました。

後味は、余計な苦味はスッと切れるのに、豊かな甘味と旨味、香りの余韻はしっかり残るというのも、緻密な計算高さが伺えます。
そのままでもあまりに美味しく、デザートワインのように何も合わせることなく飲めてしまいました。

味も香りもまるで日本酒と果実酒のいいとこ取りをしたような感じで、どちらも好きな私からすれば絶対に抗えぬ魅力がありました。愛知へ訪れた際は、必ず買って帰らなければと思うお酒でした。


追記 : 後日、強い旨味とレーズンのような後香をヒントに平茸のバターソテーを合わせたところ、とても美味しかったです。
予想通り、洋風の味付けともリンクする風味なのでしょう。

二兎　出羽燦々
発泡があり、悪くはないけんだけど、もう少し甘い方が好みです

二兎　純米吟醸　出羽燦々五十五　生

以前からラベルの兎が好きで気になっていたのに、なかなか買わずじまいで今回初です！
ラベル裏に書いてある通りで味と香、酸と旨、重と軽、甘と辛など二律背反する二つの事柄が絶妙のバランスで美味しくいただきました😋
時間や温度で違う味わいも知りたかったけど、あっという間に空瓶となり分かりませんでしたw

二兎 純米 山田錦六十五 生
二兎はお初だが、製造が去年の 11月なのが地味にショック。よく確認せず買った自分が悪いが半年前の物も普通に店頭に並べるものなのか。わりと有名な酒屋のようですが。
味は普通に美味しいので日本酒はすぐに飲まなくても旨いと発見できて良しとする。

しぼりたて　うすにごり生
酒屋さんで、冬のしぼりたてをあえて今まで冷蔵保管させておいたやつらしいです。そのためか、ピチピチ感はありませんが透明な味わいにラムネの風味が心地よい。澱を混ぜるとさらに甘み・旨味が広がって原酒なのにすいすいいけちゃう。酒屋さんに感謝。

二兎の愛山四十八生、精米歩合48%の純米大吟醸。これも大阪でご馳走になった酒。バランスの良いきれいな酒だったと思う。主人のいない間に飲みすぎるところだった。

二兎　純米大吟醸　愛山四十八生
　華やかな香りと甘旨フルーティな味わいのストライク酒。
「二兎を追うものしか二兎を得ず」いい言葉です。

二兎 純米吟醸 雄町五十五 うすにごりスパークリング生。
大まかな感想として大人のカルピスソーダみたい。
思ったよりしっかりとした乳酸を感じさせる旨味がありながら、後口はシュワシュワと爽やか+ちょいドライ！
飲みやすくて2日で完飲！