山田錦を親戚にもつ「短稈渡船」という酒米で醸されたその名も「渡舟」を味わいました。
酒米に使っている漢字が「船」でお酒は「舟」。なんでだろ~♪。
これには意味があるんです。
そもそも、この酒米「短稈渡船」は、九州福岡県産の山田錦が船で海を渡り品種改良され、穂の短いこの品種となったのだそうです。
海を行き来するのは「船」、河川や霞ケ浦のような湖沼で使うのは「舟」というふうに漢字を使い分けているようです。
回りくどいウンチクはさておき、いただいてみましょう。
柔らかな落ち着いたさとうきびのような甘味に後から気持ちのいい酸味がそして僅かな辛味もやってきます。
穏やかなのか元気なのか?不思議な味わいです。
2日目・3日目(室温)
辛味や苦みが強くなることなく、まろやかな甘旨な味わいで高印象なお酒となりました。
特定名称
純米吟醸
原料米
短稈私船
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通