江戸時代中期の1790年、水戸光圀公のお膝元・茨城県水戸市で創業した吉久保酒造の代表銘柄。手広く米を商う米穀商からの転業と伝わる。その主が確かな目利きで選んだ米と、水戸徳川家が茶の湯に使った笠原水道の超軟水を使用して、酒造りに地道に勤しんだ。この時期に誕生したのが「一品」や「甕の月」で、水戸学の学者・藤田東湖らに贔屓にされ、蔵は繁盛したという。明治になると「一品」が代表銘柄に。以来150年、いまや水戸の地酒として浸透し、シリーズは大吟醸から普通酒までの多彩なラインナップで構成される。 味わいの特徴は辛口ながら旨み豊かなこと。時間をかけて麹を作るため、発酵力の強い麹となるからだ。シリーズの中で異彩を放つのは「一品 SABA de SHU」。「サバデシュ」と読ませる鯖専用日本酒だ。茨城県がサバの水揚げ日本一であることから、サバと飲んで美味しい酒として開発されたもの。現当主・吉久保博之社長は12代目、蔵の評価は海外でも高い。(八田信江)
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![一品(いっぴん) 超辛純米酒 茨城県(吉久保酒造)【720ml/1800ml】[日本酒/旨味のある辛口酒/限定醸造]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jizake-watanabe/cabinet/06300917/07074892/imgrc0105900841.jpg?_ex=200x200)











【お買い物マラソン限定20%OFF】吉久保酒造 一品 大吟醸 嚼梅(しゃくばい)720ml 山田錦 アルコール度数16% 日本酒度非公開 精米歩合35% 日本酒 清酒 父の日 プレゼント

一品の銘柄一覧
銘柄 |
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吟醸生酒原料米:山田錦、精米歩合:50%、日本酒度:1、アルコール度:15~16% |
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純米 生詰 ひやおろし原料米:玉栄、精米歩合:60%、日本酒度:4、アルコール度:18~19% |
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本醸造 白梅原料米:豊錦、精米歩合:65%、日本酒度:4、アルコール度:15~16% |
特別本醸造 クール一品原料米:豊錦、精米歩合:60%、日本酒度:4、アルコール度:14~15% |
上撰原料米:豊錦、精米歩合:70%、アルコール度:15~16% |
上撰 辛口原料米:豊錦、精米歩合:70%、日本酒度:5、アルコール度:15~16% |
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純米吟醸 吟の里原料米:吟のさと、精米歩合:50%、日本酒度:4、アルコール度:16% |
純米吟醸 備前雄町原料米:備前雄町、精米歩合:55%、日本酒度:4、アルコール度:16~17% |
純米 寒紅梅の雫原料米:美山錦、精米歩合:60%、日本酒度:3、アルコール度:15~16% |
純米吟醸 短稈渡船原料米:短稈渡船、精米歩合:55%、アルコール度:16~17% |
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一品の酒蔵情報
名称 | 吉久保酒造 |
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特徴 | 吉久保酒造には、顔ともいえるメイン銘柄「一品」のほかに、「百歳」のブランドもある。 南部出身の名人杜氏と謳われた佐々木勝雄氏の後を受け、地元の高校出身の杜氏、蔵人で固めた若手製造スタッフが造りにあたる。伝統技術を継承しながらも、若い感性を大事にしながら醸し出す酒は、力強くもありかつしなやかさも兼ね備えており、製品ごとにそれぞれのコンセプトや特徴を表している。 最近の話題を拾うと、鯖料理専用の酒として開発された「SABAdeSHU(サバデシュ)」がヒット。またニュージーランドで清酒を造る会社とのコラボで、ラグビー・ワールドカップの酒「全黒」をリリースした。これはニュージーランドの蔵の杜氏を務めるデビット・ジョイル氏がこの蔵で修業した縁によるもので、季節が逆になる同地での酒造りに向けて、夏場は「一品」スタッフが手伝いに行くという交流も続いている。銘柄の意味はもちろん“オールブラックス”。(松崎晴雄) |
酒蔵 イラスト |
![]() (加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 一品 百歳 佐々木勝雄 有終の美酒 SABA de SHU J-CRAFT 瑠璃 うさぎ Salmon de SHU イバフォレ |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 茨城県水戸市本町3丁目9−5 |
地図 |
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