雅楽代 玉響 1.8
製造 2023年4月 開栓 8月2日
「うたしろ」と読むのだそう。
素直には読めないと同様に、先も読めないお酒です。
ポンと開栓。
マスカット?、微かな果実の香りでこんにちは。
穏やかな出会いと思いきや、含むといきなりパインがドーン!
強烈な甘味を堪えると口中、グレープフルーツの酸味に置き換わる。
思わずゴックン、意外や意外、後口すっきり超穏やか。
ジェットコースターか!
2日目
「何やったん? 初日は」
急激に鎮静化し起伏が緩やかに。
甘味主体ながら中盤のボリュームが収まり軽快感が出てくる。
ぬる燗〜上燗
酸がクルクル舌先ピリリ、辛味が顔を出しいい感じ。
米の旨味を感じます。
以後、日に日に甘味が落ち着き、辛苦味とのバランスが取れてくる。
開栓1週間辺りで水のように軽くなり食中にも問題ない仕上がり。
その後は安定、キレさらに爽やか。
10日で一升飲み切りました。
お化粧が取れてからが好みですが、人によっては落差に物足りなさを感じるかも。
雅楽代シリーズは概ね3種(季節酒除く)。
雅楽代(銀ラベル)を基本に、低アルの日和(ひより)、そして玉響。
玉響は銀ラベルに比べて日本酒度で10以上甘めに振っているよう(HPの「製造ログ」)。
次に試すなら銀ラベルかな。
特約店にて 税込 3,520円