いづみ橋 恵 青ラベル
思わず「これだよ、これ!」と唸った、どっしりとした日本酒。これは常温で飲むもの。冷はオススメしない。
ちょび呑みだと軽く侵入してきた米の甘旨味の上を辛さが滑り込んでいく。ぐっと飲めば同じく最初米の甘みの後ぷわぁ〜とアルコール感が広がって辛味とともに引いていく。単体で飲み続けるのはキツイかもしれない。
ということでキノコそばと大根おろし、たらこで飲んでいたのだが、これがすごい。信州亀齢がジュース、幻の瀧が水、お気に入りの龍力ですらへろへろパンチと化した中で唯一、泰然自若たる“日本酒”。アルコールの嫌味もなく、食事を邪魔せずそれでいてきっちり主張してくれる。脂とも合う。
以前試飲させていただいたとき、季節酒よりこちらの方が自分好みかと思った。購入店は日吉東急アベニューで1925円、から2割引。ちなみにココ、ラインナップが充実していて、大信州も百十郎もあるわ、関東では見かけたことのない君の井や燦然まで置いていて侮れない。
特定名称
純米吟醸
原料米
山田錦
テイスト
ボディ:重い+2 甘辛:辛い+1