佐久乃花 裏佐久乃花 吟醸 辛口直汲み
2022.11製造
【ぽんぽこ氏×ばんない 新年コラボ企画 信州スペシャル便 第1弾】
新年最初のコラボは信州の酒タヌキさんといえばあの方…ぽんぽこ氏とのスペシャルコラボレーションをお送りします。今回はぽんぽこ氏の自宅乃お酒在庫がパンク寸前ということで2本の交換でした笑
まずは2本のうちの一本である「佐久乃花」をお届けします。もちろん長野県のお酒となります。私は完全なる初見となります。
「料理を選ばす、料理を引き立て、お酒の余韻を静かに残したい」
佐久の花酒造さんのHPの冒頭に大きく書かれていました。どうやら食中酒としてを意識している酒蔵と勝手に判断し、お酒を選ばない冷奴をチョイス。甘味、旨味、塩味、酸味、コク…と広くカバーできるよう、バリエーション違いの2つの冷奴を用意。
ひとつにはチョーコー醤油の超あまくちを。もう片方にはキムチと胡麻油を。おそらくこの組み合わせならお酒のペアリングのマッチングの幅は広くできるのではという考えです。
ぽんぽこ氏の想いが詰まった佐久乃花…開栓です!!
【スペック】
○使用米
長野県産米
○精米歩合
59%
○アルコール度数
18度
【味わい】
○温度帯
花冷え→冷、熱燗→人肌
○香り
吟醸香、お米、オレンジ、アルコール
○含み
サラリとした口あたりからお米甘味から、ガツンと辛味!
○中盤
口中にはお米の旨味が支配。ほんのりと甘味もありますが旨味が7といったところでしょうか。アルコール度数が高いためなのか、舌がビリビリ笑
○余韻
喉を通すと、クワっと辛味から苦旨味がドドーッと押し寄せ、喉奥にお米の香りを残しながらスパッとキレます。コレは気持ちいい!
【アテとの相性】
正直どちらの冷奴ともバツグンの相性。深読みしすぎた私がバカでした。『料理を引き立て、料理を選ばず…』の言葉を信じるべきでした。ぽんぽこさん、すいません(T ^ T)。これはおそらくどの料理でも合わせてくるポテンシャル。
【甘辛】
甘辛口…え?どっち?笑
【燗】
あたためるとかなりフレンドリーな性格に。辛味は引き、味わいは甘旨味系になりました。すごい味の変化です。
★総評
完全なる辛口酒でありThe食中酒。アルコール度数18度の豪快な飲み口、辛口でありながら旨味や甘味もしっかり感じられます。しかしながら余韻のキレの良さと相まって、軽快さも兼ね合わせています。
アテとの相性の懐も深いと感じており、刺身や煮付けと幅広い味わいの料理とのペアリングも難なく合わせてきそうな予感。
私的おすすめ温度帯は花冷えから常温。このお酒の真骨頂はガツンと辛味とその中で感じられるお米の香り、旨味、甘味、キレの良さです。温めるとその良さが損なわれてしまうようです。
「このお酒はどんな料理もイケるよ!!」と言わせてくれる安心感があるお酒ってそう無い。すげぇ(・Д・)
これはとんでもない食中酒をぽんぽこ氏は打ち込んでくれました。まさか九州の超甘口醤油に合わせてくるお酒が信州にあったとは笑。これは明日の料理にも合わせたくなりましたので、明日の料理の食中酒に抜擢!!ぽんぽこ氏、ありがとうございました!!
今宵も素晴らしい信州酒ライフを(^^)
特定名称
吟醸
酒の種類
無濾過
テイスト
甘辛:辛い+1