浅間嶽 普通酒 無濾過生原酒 0.72
製造 2020年2月 開栓 5月15日
これは今年上半期の収穫かも、
久しぶりに面白い酒に出会えました。
長野県産風さやか
精米歩合 70%
アルコール 19度
アル添の普通酒です。
佐久地区は八ヶ岳水系の軟水仕込み
と今まで一括りしていました。
大塚酒造さんが使う浅間山伏流水は
長野県トップクラスの硬水なのですね。
皆さまもご覧であろう旅番組で
それを知り訪ねてみました。
「うちの酒は上槽直後は少し荒々しいかも‥‥」
本品は製造日から既に3年超、
瓶内氷温熟成と想像される薄山吹色の生原酒。
紹興酒の香りを予想するが見事に裏切られます。
ナッツ?バナナ?いやいやこれはココアだ!
穏やかながらも力強いいい香り。
含むと苦味辛味を伴い口中はもうミネラル爆発。
おすすめは常温で食後にチビチビです。
ウイスキーの様に氷を落としたり
ソーダで割ってもなかなかいけます。
ラインナップにある地元のオヤジ酒「浅間嶽」
実はココアと同じ上槽だそうな。
こちらは加水15度、火入れ後蔵で荒取りから出荷。
小諸のオヤジは羊羹をアテにチビチビ?
気になるのでココアを加水燗にすると香りが収まり
ボヤッとした味わいになり案外フツー。
次はこれだ!
酒蔵にて 税込 1,672円