こんなコンセプトの日本酒があったとは…全く知りませんでした。
赤ワインを熟成する時に使った樽に、日本酒を入れ104 日間熟成させたお酒。
石川県の遊穂を醸す御祖酒造と、山形県にある高畠ワイナリーのコラボ商品です。
公式の細かなお酒の情報だったり、コンセプトは1番下に貼り付けておくので、お酒が好きな方は是非読んでみてください。
香り。
ベリーとかイチゴのような香りに+オーク樽の樽香。
味わい。
甘さは控えめ。バニラやレーズンのような甘味+樽の味。中盤~後半は渋味・酸味・アルコールの刺激がある。鼻から抜ける風味にバニラや樽香を感じます。
できることなら、このお酒の情報を全く知らずに、味わいやスペックを言い当てられたかどうか、どんな味に例え、どんなコメントをするのか、自分を試してみたかったですね…笑
つまみにチーズやプロシュートが食べたくなる味わいでした。
この下からが、このお酒の公式のコメントやコンセプトになります。
お酒が好きな方、このお酒に興味のある方は是非読んでみてください!!
【お酒の説明】
山形県にある「高畠ワイナリー」で、マスカット・ベーリー A を熟成させるために使用していた赤ワイン樽を、石川県は銘酒「遊穂」を醸す御祖酒造に送り、日本酒を入れ 104 日間熟成させました。 白い花の蜜やリンゴの蜜のような、なんとも言えない上品な甘い香りに、ハツラツとした酸味を香りから感じ取ることが出来ます。そこにオーク由来のバニラ香がうまくマッチしており、かすかにサクランボのような赤ワイン由来の香りを感じます。 ふっくらと厚みのある口当たりに、和三盆のような上質な和の甘味を感じながら、赤ワイン樽由来のレーズンのような味が合わさりとてもリッチです。常温でちょっとずつ、ブランデーのような感覚でゆっくりと楽しんでいただきたい逸品です。
商品仕様
原料米 : 山田錦(麹)美山錦(掛)
精米歩合 : 55%
日本酒度 : +6
酸度 : 1.9
アルコール分 : 17度
コンディション : 火入れ
特徴 : 赤ワイン樽(マスカット・ベーリー A)
熟成 : 104日間
【FUSIONとは】
酒蔵×ワイナリーによる新しい日本酒のカタチです。
日本のワイナリーで活躍したワイン樽を酒蔵に送り、日本酒を熟成させました。
「日本酒」と「ワイン」と「樽」、この3つが見事に調和し、融合した、一樽限定のコラボ商品たちです。
日本には1000を超える日本酒蔵と、400を超えるワイナリーがあります。
この「日本の酒蔵」と「日本のワイナリー」。
掛け合わせたらどんな新しい発見があるでしょうか。
実は樽熟成のお酒というのは、すでに数件の蔵元によってつくられており、商品化もされています。しかし、どこの樽を使っているのかわからなかったり、日本酒という日本文化を象徴するものであるのに、変に海外かぶれしたような商品があったりと疑問の残るものも多くあります。
そこで私達は、
「日本のメーカー同士のコラボから生まれる未知の味わい」
の商品化にこだわろうと思いました。
実は、ワイン熟成は、オーク樽の風味だけでなく、最後に使用してたワインの風味も味わいにアクセントを与えます。
これが、この日本酒の醍醐味となります。
ワイン樽1つが約200L前後の容量となります。
よって、720mlの瓶ですと300本前後。
ひとつひとつの商品の数は限定されますが、その個性や“二度と同じものはつくれない”という儚さが、このシリーズの楽しさでもあります。
このFUSIONを通じて、失敗を恐れず、新しいものづくりへの挑戦として、積極的に取り組んでいる日本酒蔵・日本ワイナリーをぜひ応援していただければ幸いです。
https://fusion.sake-japan.jp