秋田を代表する蔵元の一つで、地元民に愛される、毎日飲んでも飽きない普通酒を作り続けている。本社蔵は、藩政時代に藩主・佐竹氏がお茶会のために水を汲んだという良質な水に恵まれた地にあり、3つの仕込み蔵を備える。なかでも「酒造道場仙人蔵」は古い柱や梁が残る美しい蔵。ほかに若手社員が腕を磨く御所野蔵もある。「高清水 精撰」は秋田の酒らしくソフトでしっとりとした味わいと甘さがあり、のびやかな旨みがあとに残る。煮魚や漬物、佃煮などと相性がいい。
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高清水の酒蔵情報
名称 | 秋田酒類製造 |
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特徴 | 秋田県で一番規模の大きい蔵として知られる「高清水」の醸造元、秋田酒類製造(あきたしゅるいせいぞう)。古くは江戸時代から秋田にて酒造りをしていた12の酒造家が、1944(昭和19)年に完全企業合同を行い発足したのが始まりである。本社蔵のある秋田市川尻は、良質の水に恵まれた土地で、藩政時代には藩主佐竹公がお茶会の時に使用した御用井戸水と水脈をひとつにする。代表銘柄の名もその名水にちなんだ「高清水」が公募から選ばれた。その後、醸造施設の拡大だけでなく壜詰工場、低温貯蔵庫、精米工場などを建設。1998(平成10)年には伝統的な手造りの酒造技術を生かせる御所野蔵も誕生。その一方で2005(平成17)年、古くなった蔵を高清水の歴史を 現代に伝える手造りの蔵として「酒造道場 仙人蔵」として再生させ、伝統の酒造りをより深く追及し、未来に続く新たな伝統の醸成のため活用する蔵となっている。会社の社是は「酒質第一」で、それを証明するように全国新酒鑑評会において、16年連続金賞を受賞した実績も持つ。 |
酒蔵 イラスト |
(立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 高清水 しみずの舞 瑞兆 和兆 嘉兆 丑三つ迄 稲波 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 秋田県秋田市御所野湯本2丁目1?20 |
地図 |
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