「末はワインかシャンパンか」
愛知・醸し人九平次・EAU DU DESIR・大吟醸・精米歩合50%・山田錦・微炭酸
・15代九平治さんは家業を継ぐ前は本気で役者を目指していたイナセなお方。今の代で九平治は、三ツ星フレンチの友に劇的な変貌を遂げた。そういえば新政の現社長も、東大卒から文学の道を目指すも断念した回り道があったからこそ”№6”が生まれた。そう、人生では異質の経験こそがシナプスを立体的に再構築してくれる進歩の源泉なのだ。
・山田錦バージョンの九平次。あら素敵!セボン、セシボン、トレビアーン!知らずに飲めばこれはワイン?しかもかなり複雑な美味しさの白。微炭酸もあるからシャンパンかもしれん。少なくとも日本酒ではないような(笑) こいつの吟香は果実香だけでなく花の香をも感じ、甘みもあるので蜜を味わうミツバチの気分にもなってくる。うーん、もう僕このままミツバチでいいかもw
・いやー、同じお米で同じような作り方でも醸し人が違うとこうなるなんて日本酒は不思議というか素晴らしいというかびっくりというか無限。だからEAU DU DESIR「希望の水」なんですね。分かる気がします。
・甘み、酸味、含み味が濃くて、スッキリしてるけど濃厚。トロッと濃厚だけど、発泡感もあってスッキリ。
・これはシャンパン代わりにクリスマスにまた買うかね、と単純な発想の私。(笑)
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後日、居酒屋で途中まで行った一升瓶から飲んだら駄目駄目でした。九平次は開封直後の環境確保を優先に動くべきですね…
※MEMO 石ちゃんのSAKE旅#3
※MEMO ほんものの日本酒を!
<旧サイトから引っ越し分のため日付は正しくありません>
特定名称
大吟醸
原料米
山田錦
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+2