「蓬莱泉 空」
試飲会の真打ちとして神さんが用意していたコレ、蓬莱泉のフラッグシップ 空。
荷札の播州愛山も、コレの前座にさせられるとは思いもしなかったろうに(笑)。
グラスからの香りはほとんど感じず、その時点で甘旨香り酒ではないヤツ確定。
一口含んで神さんと目が合います。
「福丸くん正直にゆうてええ?僕コレあかんわ。」
やはりと言うかなんと言うか、パンチのない綺麗なおねいさん。
パンツのない綺麗なおねいさんなら話は別だけど、コレは綺麗すぎてフェロモンを感じないというか。
上手く言えないけど、早朝の山上湖、北欧系パリコレモデル、真っ白な上質マット紙。
そんなイメージ。
ただし、やはり常温になってくるとドンドン花開くあるある。
そして上品な甘さと、飲んだ瞬間キレてるキレ味はさすがとしか言えないヤツ。
ピン飲みでじっくり味わいながらその変化を楽しむような、通好みの酒ですね。
変に色んなアテをぶつけるとかえってコノ酒の繊細さが飛んじゃう気が。
まあ味乗りを期待しての開栓会なんで。個人的には大満足&大感謝やったんですけど、なんか神さん凹んでおられます(笑)。
「福丸くん、2日期待しといてや!本気見せるし。」
逆に変なヤル気スイッチONになってしまった神さんこえ~(笑)。
という訳で今から本気の飲み会に行ってきます。
本編へ続く。