「不老泉 山廃仕込 純米吟醸 十水仕込 無濾過生原酒」
もう終わったと思ってた滋賀祭り。
まだいますねん、ラスボスが。
そいつはもちろん不老泉。
しかも上原さんの久々の新商品。
ふとタカツ酒店さんのブログで見かけたコイツ。
犬「す、すんません、不老泉のととととみずってまだありますかっ!?」
とさっそくタカツさんじゃなくて加藤酒店さんに電話。
か「あ、ありますよ。お取り置きしましょか?」
犬「いえ、あと3分で着きますっ」
という訳で連れ帰った、見たことない不老泉。
全身をジロジロ舐め回すように観察します。
相変わらずジミーなラベルやな(笑)。
ん?日本酒度-10?
不老泉ではダントツやな。
ふ~ん、楽しみにとっとこ。
あれ?もう開けてしもてた。
まあちょっと味見するだけやん、と一人で言い訳しながら一口。
濃っ!甘っ!
ちょっとびっくり、凶暴な甘さ。
しかしそれは今風ではない、まさに完熟プラム的なあの甘さ。
そこに不老泉の独特のコク深い渋酸味が被さってきます。
その香りもまるで色気のある赤ワインのような芳醇さ。
コレはひょっとして、とやってみた強炭酸割り。
なんじゃコレ、スパークリングデザートワインやんけ。
さらに調子に乗ってクラッシュアイスぶちこんで、風呂に浸かりながら一杯。
ん~、コレは古くて新しい不老泉。
あ、もう半分ない…。
加藤さんが言ってました。
実は去年も作ってたらしいけど、出来上がったら普通の不老泉やったらしいです(笑)。
そこで再度仕込んでさらに寝かせまくったったらこんなんできました、と(笑)。
来年あるかどうかわからんそうなので、皆様お見かけの際には是非。