守破離 湖北産玉栄2019。
大好きな守破離です。ちょうど300レビューなんてこともちょーっと意識したりして^^; 松本酒造では初めての玉栄だそうです。個人的にも七本槍で飲んだことがあるくらいかなぁ。上立ちにリンゴと白葡萄の香り。グラスにびっしりと細かな気泡。舌触りは軽い微発砲感。含むと…いや〜!これは旨い酸w そして意外な甘味。たぶん守破離史上いちばんハッキリした甘味です。玉栄の特徴なんでしょうか?七本槍の時は甘いとは思いませんでしたが。まぁ、それでいて喉越しはピリッとドライ。旨味は比較的スリムで、切れ際には守破離らしい苦味が残ります。葡萄酒的に表現するとチャーミングかな…と、ふと思い立って普段飲みにしているスプマンテのBRUTと飲み比べてみたら、けっこう似た味わいの流れがあって面白い^ ^ もちろん守破離の方が余韻は短いですけど。このバランスをベースに、口開けより2日目、3日目と徐々に旨味が豊かになって来ます。なんだかんだ言っても、結局は守破離の味になるんですよねー^ ^ 今回の玉栄は手書きラベルなんで単発で終わる可能性もありますが、やや甘めの守破離はきっと万人受けすると思うので、日出彦氏が今後もこの酒米に取り組まれることを願います。