玉川のクチコミ・評価
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後半記憶が無い
4.0
玉川 純米酒 白ラベル 無濾過生原酒 夏越し常温熟成
購入後さらに自宅で2年間常温保管していたもの
かなり黄みがかっていて、細かい粒のようなおりが出てきている
香りはタイムマシンのような玉川らしい熟成した香り
例えるならばみたらし団子のような感じ
口に含むと角が取れた味わい
甘みはほんのり、酸味も柔らかい
やはり塩気を感じてしまう
うまみはしっかりあるがキレもよい
度数が20℃以上だが、アルコールの強さをそこまで感じない
お燗にすると、みたらし感が減って酸味が出てきてくる
旨味がしっかりあって美味しい
55℃位が一番よさそうで、身体に染み入る
開栓後時間が経つと、みたらし団子的香りはやや落ち着き
遠くにバナナや甘いバニラのような香りを感じる
味わいはやはり塩気を感じる、そんなはず無いのだが・・・
老ねたような嫌な要素は一切なく、玉川の強さを感じる1本でした
特定名称 純米
原料米 北錦
酒の種類 無濾過生原酒 山廃
テイスト ボディ:重い+1 甘辛:普通
2020年11月22日
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福丸
4.0
「玉川 time machine vintage」
長すぎた飲み屋シリーズ、ようやく最終章。
「コレはなかなか珍しいでっせ」
そう言って最期の酒を手に現れた大将。
最終決戦の相手は、
ん?なんか茶色い…。
酒魔王の顔した大将の手に握られていたのはコレ、まさかの玉川再び(笑)。
その名もタイムマシンビンテージ。
見るからにガッツン右ストレート炸裂系のヤツやないですか…。
しかし怯んでいる場合ではありません。
さっさと勝利して電車に乗って帰らんとあかんのです。
よーし!全集中のこきゅ、ぅゲボッ!
あかん、正にラスボス。
紹興酒、いやデザート酒きてしもた。
すんません、チンチンに燗お願いしまーす。
はぁ、コレコレ!温かくてホッとするやん。
て、アガリのお茶かい。
たしかそんな感じのヤツでした(笑)。
しかし最後になんちゅう酒持ってくんの?
そりゃ手も震えて写真もピンぼけるよ。
ぶっ続けでお送りしてきた飲み屋シリーズ、京都死闘編(笑)。
この他にもまだ飲んだんですが、もうムリ。
最後にKO寸前ヘロヘロ状態の犬に向かって大将、「また来て下さい!まだまだオモロイのありますし」だって。
それあなたがオモロイだけやん、と心の中でツッコミつつ、膝カクカクしながら店を後にしたのでした。
でもこのお店、ホンマにサイコ!
いやサイコー!(笑)
壮絶なオチを期待されていた方々、いたって健全な幕切れで誠に申し訳ございません。
オチは作るもんやなく、降りてくるもんなんで(笑)。
これでようやく心身ともに滋賀に帰れます。
2020年11月8日
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福丸
4.0
「玉川 無濾過生原酒 一号酵母」
もはや完全に飽きてきた飲み屋シリーズ。
でもあと少し、完走目指して頑張ります。
という訳で、やはり京都で飲むならはずせないコレ、玉川。
なんと一号酵母!
て、詳しくは知りません(笑)。
一号は大正から昭和初期に頒布されていたらしいですが、近年復活を遂げたなかなか貴重なヤツらしいです。
一口含むと今までの酒より明らかに個性的。
一発目からゴォンッ!てきたような。
甘味はさほどでもなかったような。
旨味は塊感が凄かったような。
山廃みたいな酸味はなかったような。
要は記憶が…。
て、おい!これ21度もあるやんけ…。
しかもラベル貼り直してあるし。
大将、悪魔のような笑みを浮かべてこちらを見てます(笑)。
「ガツンてきまっしゃろ?」て、そんなにボクを酔わせてどうする気?(笑)
この期に及んでコイツを出してくるとは。
よっしゃ!
受けて立ったろぅやないかぁっ!
そして滋賀の犬は震える膝で立ち上がり、最後の戦いに挑むのでした。
次回予告
「滋賀の犬、京都に散る」
2020年11月7日
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