細かく躍動する炭酸ガスの感触が心地よい爽快な飲み口。今までにない酒質のスタイルで新たな地平を切り拓く、現代日本酒を代表する旗手の1人である。「風の森」は酒蔵近く葛城混合山麓に位置する実在の峠。原料米もこの近辺で栽培されている地元産米を中心に使用する。主力となっている品種「アキツホ」は酒造好適米ではないが、発酵力の高い硬水の仕込み水との相性に優れ、雑味の少ない端正な味わいを生み出している。従来の銘柄「鷹長」とは別に、生酒に特化したブランドとして先代の時代に登場したが、独自の「笊籬(いかき)採り」の製法を編み出し、特有のフレッシュな風味を実現させた。現蔵元の山本長兵衛氏は無類の歴史好きとして知られ、‟清酒発祥の地”奈良に蔵を置く意義を感じ、室町時代の製法による甕仕込「水端(みずはな)」を甦らせたほか、平城京跡に出土した木片に記された、往時の酒造りの復刻も視野に入れている。(松崎晴雄)
風の森のクチコミ・評価
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recommend ピックアップレビュー
ろーちゃな
4.5
風の森 露葉風 807 純米 無濾過無加水生
香りは甘いながらもややセメ臭。
含みは甘旨でラムネのような風味。
飲み込むと舌と喉にピリピリと心地よい刺激。
スタンダードなドライ感は無く、膨らむ甘みと
複雑味、、、からのスッキリしたアフター。
めちゃくちゃ好みの味わいです。
生酒なのに購入してから帰宅するまでしばらく
常温で連れ回してしまって不安でしたが
翌日の冷え冷え状態でとても美味しかったです。
期待していた発泡感があまり無かったのは
すぐに冷蔵庫に入れなかったせいですかね?
正解は解らないけど、コスパも含め
あらためて素晴らしいお酒でした😆
特定名称 純米
原料米 露葉風
酒の種類 無濾過生原酒
テイスト ボディ:普通 甘辛:甘い+1
2023年10月21日
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recommend ピックアップレビュー
Sunday Back Nine
4.0
秋津穂657
材料:奈良県産秋津穂100%
精米歩合:65%
アルコール分:16度
「風の森」ブランドは、全て無濾過・無加水の生原酒
炭酸ガスが微量に含まれているので、いつでも新鮮な感覚がします✨
「純米」や「純米吟醸」などの特定名称酒を廃止して、全てに「純米奈良酒」と表記
精米歩合と使用酵母を表わした呼称に統一されているので、わかりやすいですね
「65」は精米歩合65%を意味し、「7」は7号酵母を表しています
風の森のスタンダード酒で、シリーズの中でも非常に全体のバランスが整ったお酒ということで、これを飲まなければ語れない!?
ポンと開栓音!微発泡がたちまち口の中に広がります
甘みも少なくて、まるでシャンパンのようなキレイで心地い苦さが止まらない
なるほどです(*⁰▿⁰*)
二日目は甘みが増すので、早く飲んだ方が良いかも
こんな値段で飲めるなんて信じられませんねぇ
2023.10購入 1397円@登酒店2023年11月8日
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風の森が購入できる通販




【奈良の地酒】”ALPHA アルファ”風の森アルファ 1菩提もと 720MLL無濾過無加水生酒純米奈良酒油長酒造(奈良県御所市)kazenomori
















【奈良の地酒】ALPHA(アルファ)風の森 アルファ2秋津穂22%磨き720ML無濾過無加水生酒純米奈良酒油長酒造(奈良県御所市)kazenomori










風の森の銘柄一覧
銘柄 |
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純米大吟醸しぼり華 山田錦原料米:山田錦、精米歩合:45%、アルコール度:17% |
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純米大吟醸しぼり華 キヌヒカリ原料米:キヌヒカリ、精米歩合:45%、アルコール度:17% |
純米吟醸しぼり華 山田錦原料米:山田錦、精米歩合:60%、アルコール度:16% |
純米吟醸しぼり華 雄町原料米:雄町、精米歩合:60%、アルコール度:17% |
純米しぼり華 愛山原料米:愛山、精米歩合:80%、アルコール度:17% |
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ALPHA TYPE4原料米:アキツホ、精米歩合:22%、アルコール度:16% |
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風の森の酒蔵情報
名称 | 油長酒造 |
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特徴 | 日本最古ともいわれる大神神社。史上初の杜氏も祀り、所在地の奈良県は、日本酒発祥の地を名乗る。古墳時代からの都、奈良、ここはかつて大きな沼沢地だった。そのほとりにあった峠は、奈良盆地の風の通り道にあたり、一年を通して風が止むことがない。ついた名前が、風の森峠。油長酒造の酒銘は、この歴史ある名からだ。 沼沢地は、やがて水田になり、この一帯が水稲栽培発祥の地ともいわれている。「風の森」は、この地で契約栽培している秋津穂と一般米を中心とした酒造り。生物化学出身の蔵元は、デンプンの構成が一緒だから、心白不要と笑う。 「風の森」は、無濾過、無加水、生酒、7号酵母に特化したラインナップ。水溶性タンパク質の酵素を含むため、味の構造に立体感や、とろみ感、ゼリー感があると蔵元は説明する。食感や触感を大事にするのが生酒の特長という。 昭和40年築のコンクリート蔵は、縦型。1階で洗米した米を、上階へ上げ、仕込んだ酒を重力で下ろす。ポンプを使わない分、酒へのあたりが優しく、酒が荒れない。仕込み水は、近年掘った深井戸で、酒造りに最適な水の層を選び、硬水を使う。パスツールに先駆け400年前、奈良で発明された火入れ技術を捨て、最新の生酒で勝負する「風の森」はまさに温故知新の酒だ。 |
酒蔵 イラスト |
![]() (加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 風の森 鷹長 笊籬採り 水端 S 風の森 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 奈良県御所市本町1160 |
地図 |
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