篠峯 うすにごり 無濾過生原酒
2021.12製造
【交換会 春の陣 第2夜】※長文注意
今宵はネズミ氏との交換会2本目。
実はこのお酒、過去にネズミ氏が送ってくれた篠峯なんです。この篠峯にごりちゃんを飲んだのは去年の3月8日らしく、ほととんど1年ぶりとなります。
なぜまた1年ごしに我が家に…というと、私が「また飲みたいな…」とボヤいていたのを覚えてもらっていたみたいで、わざわざ探していただき交換会用に購入していただいたようです…
惚れてまうやろぉぉぉぉ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
あ、惚れてたか…え?掘れてたか……掘られてたか……おっと危ない、ここら辺で止めないと爆
ではでは、今宵は交換会のオマケとして同梱していた「ゆきんこそば」とともにレッツゴー!!レビューは昨年のレビューとの比較も記載しますのでマニアな方は是非チェックしてみて下さい。
【スペック2021/2022】
○精米歩合
66%/66%
○使用米
奈良県産伊勢錦/奈良県産伊勢錦
○使用酵母
6号酵母/6号酵母
○アルコール度数
16度/16度
変わってねぇ!!笑笑
【味わい】
【味わい ①2021 ②2022】
○香り
①青リンゴかつちょっぴりお米。
②リンゴ、お米。心地よいセメダイン感もあり。
○含み
①上澄みはサラッとクリア、オリを混ぜるとトロッと感。温度が低いとフレッシュな酸味が目立ち、上がるとそれにプラスほんのりとした甘味とお米のイイ香りが乗ってくる。開栓したては炭酸ピリピリ!
②口あたりは2021と変わらず。含むとプチプチのガス感からお米やリンゴの香りが広がり、甘苦味がジュワリ。
○中盤
①鼻を抜けるお米の香りが心地よい。甘味はどこかへいってしまい、ドライな酸味が支配。きたきた!奥からヒョイと苦味も顔を出そうとしている。
②甘苦はドライな苦旨味に変化。後半は酸味もチラリ
○余韻
①ゴク…喉を通すと苦酸味。しかし、コレがまた程よく、後に引かない。お〜、もう一杯!杯が進む進む。
②ノドを通すとやはり苦酸味。ちょいと渋みがありますがアクセント程度。残るのはお米の旨苦味。アルコール度数も高いので昨日のスカスカ感はなし笑笑
【甘辛】
①ちょい辛
②辛口
【味わい(燗)】
①香りは森と乳酸菌!含むと…あ❤︎優しくつつんでくれる❤︎冷やして飲んだときのドライ感はぶっ飛び、包容力増し増しのべっぴんさんに早変わり!!
②引き立つ乳酸感とお米の旨味。これはもう実家の安心感。コタツに入ってネコをモフモフしているときのあの心のゆとり(は?)。
【ゆきんこそばペアリング】
この手のインスタントゆがく蕎麦は全くのはじめて。
やはりここはザルでいただくのが粋でしょう。
ズルズル…おぉ!蕎麦の風味がしっかりとする!ツルシコシコ!シコシコ!おっと危ない。うまーーーい!そこに篠峯をゴクリ…あー❤︎これはね、蕎麦の風味をキレイに交換会してくれるわけでありまして、押し出すのではなく、お米の香りがゆっくりとすり替えてくれるわけですね。蕎麦のターーン!!篠宮のターーン!!みたいな笑笑。相性はバツグンです!
★総評
うすにごりらしいプチプチのガス感、お米の旨味と香りと果実のようなフルーティ感を感じれる、ドライ寄りのサッパリとしたうすにごり酒です。
冷やしても燗でも美味しくいただけ、冷やすとフルーティ、燗にするとお米が…と温度の違いで現れるキャラクターの差別化がハッキリしているのでオールラウンダーな一本です。
中盤まで甘さはありますが余韻になるにつれて苦酸味系にチェンジしドライにキレていくので、食事の邪魔にならない味わいでもありそうな感じです。
1年ぶりの篠峯は1年前と変わらないあの篠峯。激動の世の中、日々変わりゆく世界の中で、変わらないものがあることもいいじゃない…。
そんなことを教えてくれるお酒でした。今宵もネズミ兄に感謝。いつもありがとう。
今宵も素晴らしいうすにごりライフを。
特定名称
純米
原料米
伊勢錦
酒の種類
無濾過生原酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:辛い+1