篠峯 （しのみね）

薄濁、割と辛口。まぁまぁかな

「篠峯 Rouge 亀ノ尾」

今年も海の日の恒例行事、ケンサキイカの船釣りに行って参りました。
そして今回乗船したのは福井県小浜から出る船。
その名も福丸。
福丸、福丸に乗る(笑)。
もはやネタ用に乗ったと言われても否定できない船(笑)。

この船はかなり大きく船幅もゆったり。
そのくせ客を詰め込まないので広々。
そして船長さんはめっちゃお人好し。
自分が乗った船の中では快適さダントツ1位の船です。
さすが福丸(笑)。

昼の3時に出港、夜中の12時までの釣りです。
日の出てるうちは、まあアチ～こと。
しかし日が沈んで夜風が涼しくなる頃に集魚灯が点灯、いよいよ本番です。

釣り方はイカメタルとよばれるいわゆるルアー釣り。
鉛スッテという漁具を、水深数十メートルまで沈めてシャクってイカを誘う釣りです。
簡単、シンプル、釣って楽しい、食べて美味しい。
別名、夏の大人の夜遊び(笑)。


釣果のほうは約40杯。
すごっ！と思うかもしれませんが、コレくらいはフツーに釣れます。

そして今年もやったりました、待望の沖漬け！
釣りたてを船上でダイレクトにタレINして作る、釣り人特権料理。
コイツはなんぼ酒があっても足りなくなる日本酒キラー(笑)。
ヤバ旨です。

そんなイカの沖漬けに合わせたったのは、この篠峯。
嫁さんの買い物に付き合って近鉄に行った時、酒コーナーで発見したヤツ。

ん？こんな篠峯知らんなぁ。
と、裏を見ると近鉄百貨店との限定コラボ！？
しかも亀ノ尾とか、買うです(笑)。

謎なラベルにも期待しつつ開栓。

あー、やっぱり突き抜け過ぎない甘味。
仄かなシャインマスカットの皮的な渋い味と香り。
落ち着いた厚みと深みのある味は亀ノ尾らしさ全開です。
派手すぎない大人の日本酒て感じ。

福井のイカには福井のあの酒が良かったんですが、そこはまぁ大人の事情で(笑)。

次は秋の神戸沖の太刀魚だ！
あ～忙し(笑)。

篠峯　山田錦 蒼 うすにごり 純米吟醸無濾過生原酒

ー坂口屋ー

篠嶺 雄町 純米吟醸 山廃仕込生原酒
分厚い旨味とシャープな酸味。
原料米:赤磐雄町
精米歩合:66%
ｱﾙｺｰﾙ分:17%
酵母:協会6号
日本酒度:＋8
酸度:2.6
アミノ酸度:1.0

篠嶺 生モト 山田錦 純米 無濾過生原酒
生酛らしい複雑な香味。ほんのりとナッツ系の香り。
旨味と酸味、厚みのあるボディ感。
原料米：奈良県産山田錦
精米歩合：麹米66％ 掛米77%
酵母：協会7号
度数：17度
日本酒度：＋10
酸度：2.6
アミノ酸度：1.0

篠嶺 雄町 純米吟醸 凛々
中取り 無濾過生原酒
膨らむ旨味、シャープさ、程よい渋さ。
・使用米：赤磐雄町
・精米度合：60％

「篠峯 八反 純米大吟醸－中取り無濾過生原酒－｣

「中取りは良いとこどり｣
篠峯の違うラベルを買いに行ったところ、中取りの大吟醸を発見！
昔教わった言葉を思い出し急遽変更w
経験則上、確実に間違いない選択です。

開栓時は、華やかな吟醸香！
メロンやパインほど主張しない透明感。白桃という印象。
口に含むと、シュワピチのガス感。
香りは控えめ旨味は強めで、穏やかな印象ながらもしっかり甘みを感じる素晴らしいバランス！

篠峯夏吟醸
チョイガス感有りでサッパリ飲みやすいが、少し甘目なので多少ダルさが口に残る。もう少し辛口でキレが欲しかった

1540円／720ml
雄町らしいねっとり感の後から生酒の軽いガス感と仄かな苦味。とっても良いバランスで夏にピッタリ。

備忘錄