「酒未来」は、お米の名前。
この間飲んだ、めまいするほど高い「十四代」の酒蔵が開発した酒米だそうで、まさに「日本酒の未来」を背負って立つ酒米らしい。
そんな経緯は後で知ったこと。
買った時は家にあるストックが切れそうで、酔った頭で「次は何買おうかなー、やっぱり一白水成かな〜」と検索してたところまで覚えている。
数日後、宅配の人が長い箱を抱えていてビビった。あれ、私、注文した!?
酔ってポチって「呪術廻戦」全巻が届いたり、カニが突然やってきて驚いたり(後で値段見てさらにびっくり)今まで何度かやらかしてる記録を更新……。
酔ってる時のネット検索、やめよう。
雨の休日に、昼間から部屋にこもって飲む。
華やかで旨味がぱっと広がって、「あーやっぱり美味しいな〜」と幸せな気分になる。前に飲んだ「一白水成 秋田酒こまち」より、キリッと締まった後味。
アジのなめろうを作ったので、ちびちび食べながら、酔ったらうとうとして、また起きて飲み直すという、自堕落な休日。
「雨の音は眠くなる」と夢なのか現実なのかわからない時間をさまよっていると、このまま雨が止まなくて、お休みが終わらなきゃいいのになと思う。
いつか醒めるその時を「未だ来ないで」と願うかのように。
……そんなに強くないのに、あと少しだけ、と飲み続けてしまうお酒。
特定名称
純米吟醸
原料米
酒未来
テイスト
ボディ:普通 甘辛:辛い+1