創業は1804(天保11)年。初代が地元に湧く不老長寿の「空海水」と呼ばれていた水に着目し、この水で酒を造ろうと思い立ったのが高垣酒造場の起源です。「紀ノ里」や「紀勢鶴」「喜楽里」など、さまざまな銘柄がある中でも、「龍神丸」は8代目の故・高垣淳一さんが立ち上げたブランド。地道な酒造りが功を奏し、少ない製造量でも根強いファンに支えられ、一時は入手困難な酒に。 現在は9代目の女性蔵元である高垣任世さんが、その味を受け継いでいます。やや甘みをたたえたクリアな口当たりで、ひとことではいえない複雑なフレーバーが特徴。米の旨みや果実味、ほのかな熟成感など、飲むタイミングや温度、合わせるつまみによって味わいが変化していく。じっくりと時間をかけて飲みたいお酒です。
龍神丸のクチコミ・評価
龍神丸が購入できる通販
龍神丸の銘柄一覧
銘柄 |
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龍神丸 純米吟醸 生原酒 |
龍神丸 純米吟醸 袋吊るし |
龍神丸 吟醸 生原酒 |
龍神丸 純米 生原酒 |
龍神丸 大吟醸 生原酒 |
龍神丸 大吟醸 袋吊るし |
龍神丸の酒蔵情報
名称 | 高垣酒造 |
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特徴 | 有田みかんや山椒などの栽培地として知られる和歌山県有田川町。町の中央部には有田川が流れ、その源流のひとつ早月渓谷に湧く石清水を人々はいつしか不老長寿の「空海水」と呼ぶようになった。江戸時代後期の1840(天保11)年、初代・高垣又右衛門がこのまろやかな霊水に魅せられ酒造りを始め、高垣酒造(たかがきしゅぞう)として創業。代表銘柄「龍神丸」をはじめ数十種類の銘柄を展開し、その酒は漫画『もやしもん』に登場し一時は入手困難になるほど人気であった。しかし2010(平成22)年、8代目蔵元であった 高垣淳一氏が逝去。酒造りは淳一氏がほぼ一人で担っていたが、「170年間一度も休んだことのない酒造りの歴史を絶やしてはいけない」と、妻である任世氏が近隣の酒蔵などからサポートを受けながら9代目として酒造りを引き継いだ。2014(平成26)年には全国新酒鑑評会において金賞を受賞と評価も上がり、生産量も少ない手作業の酒蔵ながら注目されている。 |
酒蔵 イラスト |
(山本浩司氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 紀勢鶴 天久 龍神丸 紀ノ酒 喜楽里 流霞 白馬 里の花 近大酒(KINDAISAKE) 高垣 弥栄 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 和歌山県有田郡有田川町大字小川1465 |
地図 |
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