飲み屋が開いてないせいで、酒屋に立ち寄って家飲み用のお酒を買う癖がついた。
仕事先から結構歩いて、目的のお酒が無かったけれど目に留まった「紀土 Miyazaki’s 純米吟醸 雄町」を買う。
なんで和歌山のお酒なのに宮崎なんだろーと検索して、若い杜氏、宮崎さんが醸した1200本の限定品とわかる。
「紀土」=「KID」で、若い人たちが作った子どもゴコロを忘れない、和歌山のお酒という意味だと、日本酒マンガ『酒と恋は酔って然るべき』で紹介されていた。
まだ残ってるお酒もあったのに、意志が弱いもんでつい開けてしまう。
わ、急にお花畑!
開けたての華やかな香りに、仕事で削られまくったHPが急に回復する。
きゅーっと飲むと、品のいい甘みの奥にしっかりお米の旨みが存在していて、今日の肴がなんでも合わせますよ〜と、ドヤってくる。
この日は、新玉ねぎをスライスした上に鰹のたたきを乗せて、さらに茗荷と青じそをどっさり乗せてポン酢でいただく。
ねじくれて考えてたいろんなことがほどけて、子どもみたいに解放された気分になってくる。
夏のはじまり、の予感。
まだ梅雨だけど、一足先に。
特定名称
純米吟醸
原料米
雄町
酒の種類
生酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1