宮寒梅 純米大吟醸 無濾過中取り 生
原料米:美山錦 精米歩合:45% アル度数:16
酵母:宮城酵母 日本酒度:非公開 酸度:非公開
製造:2022.12(当月)ネット購入 3,630円(1800ml)
1. 吟醸香:A (A.明快な主張 B.そこそこ有り C.特徴弱い)
無濾過、非加熱でもあり吟醸香は活きている。典型的なカプロン酸、りんご様がしっかりある。
2. 甘さ、酸味、苦み
久し振りの無濾過、非加熱。にごりは無くかなり透明、若干藁色がかっている。製造年月が当月でもあり生のデリケートな味わいがある。最初の一口、美味いと思った。ちょうど良い具合でまとまってる。良い意味で、甘さも酸味も苦みもどれも尖っていない。発泡性は低いが開栓直後なので若干、舌への刺激はある。数日で消えるレベル。
3. 淡麗か芳醇か
芳醇、トロリとして深い味わい。
4. 総評
とても美味しい。クセは無い。やっぱり美味くまとまってる。前回の宮寒梅は無濾過・非熱じゃなく通念ものだったが、苦み甘みも全てが強くやたら重かったが、これは熟成手前の段階だからすっきりしている。宮寒梅は本質的に美味い。ただどの時期にどのタイプを飲むかだと思う。
5. また買うか:A(A.買う B.買うかも C.買わない)
<余談>
素人目にはどんな日本酒も無濾過が良い。活性炭を入れて吟醸香や旨み成分まで吸着されたくない。多少のタンパク混濁があっても美味しければ良いのにと思う。これは出荷後それほど経っていないから酒質劣化もなく飲めているが、このさわやかな吟醸香や旨みはやはり無濾過からきていると思う。
ただ残っている酵素/酵母によって今後、酒質変化が進んでいくのだろう。
特定名称
純米大吟醸
原料米
美山錦
酒の種類
無濾過 生酒
テイスト
ボディ:重い+1 甘辛:普通