「宮寒梅 純米大吟醸」
ぐわっ!寝過ごした!
と、目が覚めた釣りキャン2日目の朝7時。
予定では6時には準備して出艇予定やったのに。
小雨にビビってテントを張らず、ほったて小屋に二人で寝たのが間違い。
ツレの殺人イビキに寝るに寝られず、あまりのうるささに耳にカマボコ突っ込んで寝たっちゅうの(実話)。
清々しく起きてきやがったツレをうながし、とにかく釣りの準備だ。
風はソコソコ、波もソコソコ。
しかしなんせ今日ビワマス釣らないと、正月用料理の見映えに大いに関わってくるのだから責任重大。
ところで今回お初となる、飲んでみたかった宮寒梅。
コレと対極に位置する旨燗との飲み比べは、まるでおもろい漫才のボケとツッコミを見るような心地よさを感じさせてくれます。
すぅぅぅ~っと入って消えていくのに、しっかり感じる芯のある旨味。
食事の邪魔をしない派手すぎない香り。
さすが宮城を代表する美しい酒、旨いではなく美味い。
旨カンと美味ヒヤのコラボは、我ながら最高の抜酒やないか。
年の暮れにウマイ酒を飲めて楽しい時間を過ごせて、言うこと無しです。
来年もこんな小さな幸せを感じられる年であることを願ってやみません。
え?釣り?
寒風吹きすさぶ中、4時間死に物狂いでカヤックを漕ぎ続けましたよ。
全くアタリもなく諦めかけた最後の最後に連続で3匹釣れましたよ。
ウグイが(大号泣)。
お持ち帰りしようかと1分ほど本気で悩みましたが、ミジンコのごとき小さなプライドがそれを許しませんでした。
まあ事故もなくオチもなく、今年も無事生還できたことに感謝です。
皆様、今年もくだらんレビューにお付き合いいただき、コメントいただき、おちょくっていただき、本当にありがとうございました。
来る年が皆様にとって善き年であることを心の片隅で、いや心の底から願っております。
君たちがいて、僕が犬🐶