宮寒梅 純米大吟醸 1.8
製造 2024年3月 開栓 4月27日
少し遠出して岐阜県川辺町の養老軒本店へ。
お目当てはフルーツ大福と生どら焼き。
どれにしよーか、迷う迷う。
ここまで来たらと八百津町の渡辺屋さんへ。
失礼ながらこんな田舎によくもまあ‥‥
という素敵な酒屋さん。
店内徘徊すると鶴乃里の隣に寸鉄の一升瓶。
同じ蔵のイケメン超辛口純米が税込2千円以下!
ようこそ宮城から、それにしても安すぎませんか。
口開けは穏やかながらもちょっぴり華やか、
純米吟醸よりさらに落ち着いた香り。
若いメロンやイチゴのサラリとした甘味に
スィっとした酸が引き締め爽やかさを誘う。
じんわり滲み出る苦味が辛味を呼ぶ。
チラッと苦味を挟むのど越し。
柔らかく流れ込み、フワリと甘旨の余韻。
華やかというよりも温もりを感じるところが
純米吟醸との違いでしょうか。
日を追うごとに落ち着いていきますが、
バランスを崩すことはありません。
後半は主に大吟醸をぬる燗にして晩酌、
米の旨味が膨らみ食中でも十分いけます。
ちょっぴり贅沢感を味わえるのも
寒梅酒造さんのおかげです。
特約店にて 税込3,520円