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  4. 王祿 (おうろく)

島根 / 王祿酒造

4.09

レビュー数: 878

無濾過、瓶貯蔵、低温熟成と、徹底した酒造りを行う6代目蔵元杜氏の石原丈径さん。「超王碌 純米」は旨みが強く、キレがいい。料理を選ばないが、あえてガツン系の肉料理にしても負けない味わいがある。中取り、直汲み、生詰など5種類の酒を醸す。また「王碌 純米大吟醸」は生で2年〜5年の熟成を経た後に出荷。袋吊り漏斗取り原酒本生、袋吊り漏斗取りオリ、舟掛け原酒本生、舟掛けオリの4種。濃厚な旨みと芳醇な味わいで、食後酒にしてもいい。

王祿のクチコミ・評価

  • wajoryoshu
    recommend ピックアップレビュー

    wajoryoshu

    4.5

    王祿* 純米大吟醸 舟掛け(舟しぼり) 2017 山田錦35%
    王祿四合瓶27種制覇まであと一つだが、残った丈径Blue直汲がコロナ禍中生産していなかったようで制覇は当分先になりそう。ということで、1升瓶しかない最高位純米大吟醸の中の舟しぼり(舟掛け)、それも5年超熟成もの。アルコール分17.6%、日本酒度+4.1,酸度2.0といわゆる大好きな三高酒。見るからに熟成感のある黄色味がかり、上立ちにまったり熟成香、含むと綺麗な酒質ながらカルメル熟成甘が感じられ、神殿木香が鼻に抜け、余韻のミネラル苦が堪らない。これだけ磨きあげた辛口仕様ながら、熟成により潜んでいた繊細な複雑味がしみ出てきた感じを愉しむ。
    (2か月後)1升瓶だったので、封切り後、1週間後、10日後と試したが、決してダレることなく、そのまま旨い。かといって、さすがにこれだけの熟成ものなのでより旨くなった感じもしなかった。で、1合瓶に移してすっかり忘れていて2か月経過。恐る恐る呑んでみると、間違いなく劣化はしていないだけでなくより円やかになったかも、いや、もはや2か月前の臭覚、味覚をリアルには覚えてないが、良い意味でまったく変わってない気もする。

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒 古酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年9月7日

  • wajoryoshu
    recommend ピックアップレビュー

    wajoryoshu

    4.5

    王祿 出雲麹屋 純米にごり 2021 五百万石60% 青☆3
    王祿唯二のにごり、渓 VS 麹屋の呑み比べ、次に麹屋。昨年はそこまでではなかった記憶だったので、油断していたら開栓すぐに底から泡が湧き出し、慌ててスクリューを締め、徐々に開栓。渓よりも元気でピチピチ強発泡、ほのかな甘からクリーミーな旨味、酸苦キレでスッキリドライだが、旨余韻あり。渓と同様、こちらも入りに果実と言われればそんな感じの甘酸も、、、
    (2日目)まだまだピチピチ、甘酸もあるが、やはり辛苦優勢に。どちらかと言えば渓の方が好きかも。

    特定名称 純米

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年6月11日

  • 後半記憶が無い
    recommend ピックアップレビュー

    後半記憶が無い

    3.5

    王禄 超王禄 純米生詰め

    下におりがたまってます。
    穏やかな米や米麹の香り、口に含むとしっかりした旨味。
    バランスが良くてすごい飲みやすい。
    みずみずしさもあって、昔飲んだ80のようなコクは無い。
    おりを混ぜたほうが、味がしっかりしていると感じる。

    2日目、独特の香味とコク深い味わいはあるが水っぽさを感じる。
    お燗にしたがやはりあっさりという感じ。

    自分の期待が大きかったのかもしれませんがちょっと肩透かしでした。
     

    特定名称 純米

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年9月29日

  • プッシー猫

    プッシー猫

    4.0

    超王祿 純米 無濾過
    島根県は松江市のお酒🍶

    王祿の酒は、1本の仕込みタンクから5種類の酒を取り分けている
    ☆の数が多いほど、取れる量が少なく希少な酒
    ピラミッドは酒の収量を表す

    今宵は⭐1つな本生をいただきます😋

    優しく甘酒の香り
    超超超軽やかな口当たりに、ピリ辛さと金平糖甘味
    酸味もしっかりと
    余韻はほんのりと辛味


    松江が誇る逸品
    ご馳走さまでした!

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過

    テイスト ボディ:軽い+2 甘辛:普通

    2024年11月14日

  • Takashi Rikukawa

    Takashi Rikukawa

    4.5

    甘渋系
    美味しい。

    2024年10月30日

  • 飲んだらけ

    飲んだらけ

    3.0

    超王祿 純米
    2340円

    王祿の辛口です
    久々に辛口ってうたってるお酒買ったなー

    クリアでシュッとしていい感じの辛口
    こういう辛口は好きですね
    旨いんですが自分的に辛口純米でこの価格はつらい、
    なんで3ですね

    王祿色々飲みたいんですが平均的にお高くて迷うところです

    特定名称 純米

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2024年10月28日

  • 丸坊主丸眼鏡

    丸坊主丸眼鏡

    4.5

    王祿 純米八◯ 直汲み★★★★★

    雪冷◎
    花冷◎

    説明不用の完成度。すぐ空いちゃう。

    2024年10月13日

  • ひろし

    ひろし

    4.2

    超王祿 純米

    スー→甘少ピチ旨、少フル→辛少少苦〜

    クセある?ない?独特、切れ良し

    モダン、クラシック

    (2日目)甘味↓、酸味↑

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過 生酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:甘い+1

    2024年10月2日

  • ryu

    ryu

    5.0

    王祿 八◯
    R05BY仕込26号
    限定54/390本

    口に含んだ瞬間はジューシーな広がる味わいと後味は低精米ならではの苦味。
    開けたては微発泡で発酵感も楽しい。

    仕込み水:自然湧水 通称"黄金井戸"
    杜氏名:石原丈径
    精米歩合80%
    アルコール分17.5度
    製造年月2024年8月
    王祿酒造有限会社
    島根県松江市東出雲市


    香 :穏★★★★☆華
    味 :淡★★★★☆濃
    甘辛:甘★★★☆☆辛
    軽重:軽★★★☆☆重

    甘味★★★★☆
    旨味★★★★☆
    酸味★★☆☆☆
    苦味★★★☆☆
    渋味★☆☆☆☆
    刺激★☆☆☆☆
    (開栓直後)

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:甘い+1

    2024年9月23日

  • よしぼん

    よしぼん

    3.7

    王祿 純米 無濾過

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過

    2024年9月21日

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王祿の酒蔵情報

名称 王祿酒造
特徴 1872(明治5)年創業の島根の酒蔵。「王祿」という銘柄は、3代目蔵元・平太郎氏によって命名された。古来中国で、酒のことを”天の美禄”と呼ぶことを引用し、その「美禄」の中でもさらに「王様」のような酒でありたいという想いが込められている。 現在の社長兼杜氏である6代目・石原丈径氏は、大阪の大学と大学院を卒業して酒問屋での就業を経て、実家の酒蔵に戻った。そして蔵の再興をめざして酒質を見直し、大阪の酒販店の指摘やアドバイスを受けながら生み出したのが、マイナス5℃で管理する現在の「王禄」だ。ひとタンク分の酒を上槽後、ブレンドなし、濾過もせず、すみやかに瓶詰めして低温で瓶貯蔵し、味が整い次第発売をするスタイルを十数年貫いている。 酒販店と特約店契約を結ぶ際にも「マイナス5℃の冷蔵庫を持ち、王禄を最高の状態でお客様に届けるため適正な管理ができない店とは取引しない」というこだわりをもって、必ず丈径氏が足を運び目で確かめたうえで取引をスタートするようにしている。フレッシュだけど落ち着きがあり、食前、食中、食後…どんなタイミングでも楽しむことができる。その味わいを以て、長きにわたり日本酒ファンにとっての「憧れの銘柄」という立ち位置を維持し続けている。 (関 友美)
酒蔵
イラスト
王祿の酒蔵である王祿酒造(島根)

(加藤忠一氏描画)

銘柄 王祿 丈径 意宇 陣幕 久五郎
HP 酒蔵ホームページはこちら
所在地 島根県松江市東出雲町揖屋484
地図