クラフト獺祭 桒原聡太・草津裕貴チーム
矢掛を出発し故郷に着いたのはもう夜中。
長旅の疲れを「乙女」に癒やされ就寝。
翌朝まず向かったのは旭酒造さん。
わざわざ地元に帰ってまで獺祭飲むんかーい!
…とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、実家から近い蔵ということもあり僕にとって地元酒と言えばまずは獺祭。
実際行ってみると蔵って感じは皆無でしたが(笑)
上立ち香は蒸れたリンゴ。
含むとキュキュッとキッチュな酸味にイチゴ的な含み香、わずかに穀物感。
通常の三割九分で感じた華やかさはないものの、原酒だけあってコクがある。
酸味の余韻を残しつつ、スッキリとした後口はやはり獺祭。
うん、美味しいですね!
できることなら他のチームのお酒と飲み比べてみたいものです。
岩国のお酒にくくられてる獺祭ですが、蔵(ビル?)が位置する周東町獺越という土地は、海沿いの酒処からも遠く、人里離れた山の中。
周東町が岩国市に併合されたのも獺祭が世に出た後のことなので、個人的には岩国と言うより地元寄りで昔から親近感が。
酒旅道中に周南で見つけた、今はなき「旭富士」の看板。
同行していた酒好きの父(血は争えず。笑)に「旭富士って飲んだことある?」と聞くも「名前すら知らなかった」と。
しかも「酒はやっぱり五橋」。
この看板、詐欺だったのか!(笑)
そんな不遇の時代をバネに今や海をも越えた獺さんには素直に拍手喝采!(だっさいだけに。笑)
そして旅路はさらに山中へ!
特定名称
純米大吟醸
原料米
山田錦
酒の種類
原酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1