錦帯橋が架かる清流をのぼっていった山口県岩国市錦町にある、1764年創業の老舗酒蔵でつくられるのは「清流錦川」「堀仙江輪」「黒まいん」そしてメインブランドである「金雀」だ。伝統技法に最新技術を織り交ぜ、さまざまな酒にチャレンジする蔵である。全国新酒鑑評会では平成21・22、23・25・26・27・28年と入賞し、平成23三年度広島国税局清酒鑑評会で首席優等賞受賞、平成24年度も優等賞を受賞、また「プレミアム金雀」が「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」純米大吟醸の部で2017・2018年と2年連続の世界一に輝くなど、国内のみならず海外にもその名を知られるところになり、入手困難酒と言われるほどになった。 奇をてらわない正統派の「金雀」は、IWCの審査でも「きれいでジューシー。フルーツのような華やかさがあり酸味とキレの均整がとれている」といわれたように、上品さをまとっている。「プレミアム金雀」「純米吟醸 秘伝隠生酛」をはじめとして昔ながらの生酛づくりの技術に長けており、さらに「秘蔵長期熟成吟醸」のように20年の長期熟成をしてもなおきれいな味わいが際立ち、そこにまろやかさが加わるという良酒だ。(関 友美)
金雀のクチコミ・評価
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金雀の銘柄一覧
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Platinum 金雀精米歩合:45%、アルコール度:16% |
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金雀の酒蔵情報
名称 | 堀江酒場 |
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特徴 | 江戸時代中期である1764(明和元)年、毛利家の家臣であった堀江太朗兵衛が山口県錦町にて創業した「堀江酒場」。山口県最古である蔵は、寂地山をはじめとして1,000メートル級の山々が周囲にそびえ、町の中央を県下最大の錦川が流れる。銘水百選に選ばれている良質で豊富な水、そして盆地特有の昼夜の寒暖差が大きな気候は、米づくりはもちろんのこと、酒造りにも最適な土地である。代表銘柄である「金雀」は、豊作の象徴で神の遣いとして崇められていた雀を由来としている。2016年、同じ山口県のベンチャー商社と組んで発表したブランド「夢雀(むじゃく)」は、ドバイにて大きく評価され、一本60万円で取引されるなど一躍話題となった。また、2017年と2018年には、ロンドンで開催された世界最大規模のワイン品評会である「IWC」のSAKE部門において「プレミアム金雀」が純米大吟醸の世界一に輝くなど、国内だけでなく海外でその味わいが評価され続けている。時代を超えて受け継がれる日本酒の魅力や伝統を伝えるため、家伝の技法に最新の技術を融合させた高品質の酒を造り続けている。 |
銘柄 | 金雀 清流錦川 堀仙江輪 黒まいん 夢雀 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 山口県岩国市錦町広瀬6746−1 |
地図 |
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