コンセプトワーカーズセレクションは、小左衛門のdessin土に続いて、土佐しらぎくのナチュール水。
酒米はあきつほと言う米らしく、精米歩合60%の純米酒、生酒、アルコール度数15-16度。
「考えるな、感じろ」と言わんばかりのコンセプトですが、感性と言うのは、結局飲む人のこれまでの味覚の経験と言うものも大きく作用している訳で、頭で飲む事も切り離せるものではないと思います。
身も蓋もないですが、何も考えずに飲むと言うのも、それはそれでどうなのかなと、思わなくもないです。
まぁ、ブランドとかの情報一切無しで、ブラインドで飲んで、旨い‼︎と感じられる酒は確かにそれに当てはまるのかなぁとも思います。
気を取り直して飲みます。
小左衛門は、確かに言いたいことが分かるくらい、ガツンとしたインパクトがありました。
見た目、無色透明。グラスにへばりつくレベルでトロリ。
香り、青竹、若いバナナのような香りの奥に米系の甘い香り。
飲み口、僅かに微炭酸。
米の甘味に加えて、コク深め。
主張は激しく無いものの、まろやかできれいな酸味。
酒単体では軽い辛味。
ほろ苦さあり。
脂と合わせると辛味は増すが、そこまで顕著ではない。
余韻は深い旨味が残る。
生酒でそこそこ重ため。
味の主張はしっかりしており、インパクトは強い。
確かに記憶に残りやすい酒。
特定名称
純米
酒の種類
生酒
テイスト
ボディ:重い+1 甘辛:甘い+1