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鍋島のクチコミ・評価

  • ばんない

    ばんない

    5.0

    鍋島 Blossoms Moon 純米吟醸
    2022.02製造

    鍋島80本目

    【春の鍋祭り2022】
    今夜はネズミ氏との合同企画である「春の鍋祭り」です。昨年からスタート?しているこの企画も第2回を迎えました。春ももう少しで終わろうとしているなか、ちょっと時期外れではありますが、鍋島四季の風物詩となっているMoonシリーズであるBlossom Moon(以下、春鍋)を二人でレビューしていきたいと思います。

    春鍋は鍋島シリーズで唯一「但馬強力(たじまごうりき)」を使用しているお酒です。但馬強力の特徴は以下のとおりです。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    発祥:1925年
    兵庫県立農事試験場 但馬分場(朝来市)

    系譜:鳥取県の酒米「強力」を品種改良

    特長:心白の発現が良いため、高度精白が
    求められる高級酒の醸造に適している。

    口あたりはやや甘く感じるが、
    シャープなキレが出るのが特長。

    昭和初期に兵庫県の奨励品種に認定。

    しかし栽培の難しさや効率の低さと、
    同時期に広がった山田錦に圧倒されて
    姿を消していった。

    平成に入ってから丹波市で栽培が復活し、
    2017年頃から発祥の地である但馬でも復活。

    生産農家さんは但馬強力を「しなやかで女性的」
    と表現する。しかし栽培については小手先では
    ゴールに近づけないほど難しい。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    なるほど、復活の酒米であったわけですね…。どのような理由で但馬強力を飯盛杜氏が選んだのかとても気になりますね!

    それでは、開栓していきます!!

    【スペック】
    ○使用米
    但馬強力
    ○精米歩合
    50%
    ○アルコール度数
    15度

    【味わい】
    ○温度帯
    雪冷え〜常温
    ○香り
    お米、薄い吟醸香、アルコール
    ○含み
    サラリとした口あたりから、チリチリとしたガス感があります。甘味はほんのりと感じられる程度で、少し塩分のようなしょっぱさがあります。
    ○中盤
    口中で転がすと、少し生姜のようなスパイシーな香りと塩っけある酸味を感じます。
    ○余韻
    キレは良好でスッといきます。口中から香りの引きもよく、食中酒向けのような感じ。

    【甘辛】
    ちょい辛

    ★総評
    さっぱりとした味わいかつ、シャープでドライな印象の鍋島です。いつものフルーティな鍋島を想像して飲むと肩透かしをもらうでしょう笑。単体として飲むには味わいがかなり薄いので、物足りなさを感じる方もいるのでは。食中向けではあるのですが、味わいが濃ゆい料理とのマッチングは避けるべきでしょう。お酒の味わいが隠れてしまいます。
    今回の鍋島はかなりドライだと自分的には感じました。ここまでドライ寄りなのは鍋島シリーズで春鍋くらいなのでは…。いつもと違うシャープでドライな鍋島を求める方には是非とも飲んだいただきたい鍋島となっているのではないでしょうか。

    写真は子供の日の前日に熊本県の杖立(ついたて)温泉にて。家族で賑わう中、大の大人が酒を片手にガチ撮影。ジロジロ見られていましたがもう慣れてます笑。お陰でいろいとりどりの鯉のぼりとの素敵な一枚が撮れました!

    そして最後に、今回も合同企画ということで参加していただいたネズミ兄に感謝(^^)!!またよろしくお願いします!!

    皆さん、ネズミ氏の春鍋レビューもお見逃しなく!!

    今宵も素晴らしい鍋島ライフを!

    特定名称 純米吟醸

    原料米 但馬強力

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2022年5月7日

  • スズ生酛

    スズ生酛

    5.0

    純米吟醸 隠し酒(裏鍋島)

    美味しい・・・( ゚∀゚)ウヒョー!!
    綺麗なお酒ですね。
    運良くこのお酒に出会えました。
    お陰様で700レビューに達成しました。
    今後とも、温かい目で見守って上げてください。

    2022年5月6日

  • 酒めぐり

    酒めぐり

    5.0

    鍋島
    純米吟醸 赤磐雄町 生酒

    久しぶりの鍋島、季節限定の赤磐雄町生酒をいただきます。
    口に含むと甘味が口の中に広がり、ジューシーな味わい。甘さだけでなく、ほのかな苦味がとても心地よく後の余韻も楽しみながら飲む事が出来ます。
    約10日間ぐらいで飲み終わりましたが最後の方も味が変わることなく最後まで同じようにいただきました。
    アルコール分16度
    精米歩合50%
    赤磐雄町米

    特定名称 純米吟醸

    原料米 雄町

    酒の種類 生酒

    テイスト ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+1

    2022年5月5日

  • ばんない

    ばんない

    5.0

    鍋島 純米大吟醸 愛山 生酒
    2022.04製造

    鍋島79本目

    【年に一度、鍋島の愛山生】
    今宵は、鍋島ファンでなくとも楽しみにしている方もいるのではないでしょうか?

    「鍋島 純米大吟醸 愛山 Lovery Ladel 生酒」

    であります。鍋島の愛山は特別純米及び純米大吟醸で展開されていますが、純米大吟醸の「生酒」は年に一度、4月のみで蔵出しされるスペシャルバージョンとなります。昨年手に入れることができず、枕を濡らす日々を過ごした私でしたが、今年は新潟の酒のかどやさんのおかげで手に入れることができました。

    「昨年飲み逃したんです…」とかどやさんの担当様にお話したところ「案内がきましたら連絡いたしますね!!」との神対応。一度も伺ったこともない私にもこんな手厚い対応をしていただけることに感謝です。

    【スペック】
    ○使用米
    愛山100%
    ○精米歩合
    45%
    ○アルコール度数
    16度

    【味わい】
    ○温度帯
    花冷え〜常温
    ○香り
    甘爽やかな吟醸香、白桃
    ○含み
    サラリとした口あたりとチリっとするガス感、ジューシーかつ上品な甘味
    ○中盤
    甘味にベタつきはなく、ひたすらに透明感とみずみずしい甘味が素晴らしい。
    ○余韻
    甘口でありながらも鍋島的余韻は健在。ノドを通すと湧き上がる自然な苦味、そこにはスッキリとした酸味が爽やかさを演出し、つぎの一杯に誘います。

    【甘辛】
    甘口

    ★総評
    愛山らしい香りと味わい。透明感があり生酒らしいジューシーな甘味。甘味は甘ダレせず、和三盆のような繊細なかつ透明感がある。中盤から余韻はひたすらに愛山らしい甘味と純米大吟醸の透明感ある味わいを感じられ、鍋島らしい余韻で〆。
    鍋島流愛山ここにあり!愛山好きの方には是非とも飲んでもらいたい鍋島の愛山です。

    明日から、福岡は博多駅前広場にて

    「&SAKE Fukuoka 2022」

    が開催されます。実に3年ぶりの開催です。福岡の42の酒蔵と有名飲食店8店舗が出店する年に一度の福岡の日本酒の祭典です。

    それにばんない夫妻は参加をしてきたいと思っております。私としては初の参加ということで胸が躍ります。鍋島トートバックをさげてますので、鍋島のトートを見てばんないらしいオジサンを見た方はお声かけください。一緒に楽しく飲みましょう笑

    今宵、そして明日も、素晴らしい日本酒ライフを。

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 愛山

    酒の種類 生酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:甘い+1

    2022年5月5日

  • ばんない

    ばんない

    5.0

    鍋島 特別純米酒 にごり酒
    2021.04製造
    ※鍋島特別純米酒の「にごり酒」は御宿富久千代オーベルジュ専用酒となっており、特約店での販売はしておりません。また、オーベルジュでも季節によっては提供をしていない場合がありますのでご注意ください。

    鍋島78本目(1年熟成)

    今宵は飯盛氏の想いに反して1年熟成させた…というかもったいなくて飲めなかったという方が正しい「グリーンにごり」です。
    1年の熟成を経て、どのような味わいに変化しているのか!?ほぼ非売品に近い貴重な鍋島ですが、生鍋は早期に飲むのがベストを信じる私としてはこれ以上の熟成はできませんので早速の開栓!!

    さらに発泡感が増してるのか…と思いきや、あれ…そこまでブワッときません。数分格闘するのか…と予想していましたが1分ないくらいであっさり開栓笑。ワイングラスに注ぎいざ実飲!

    【スペック】
    ○精米歩合
    55%
    ○アルコール度数
    15度

    【味わい】
    ○温度帯
    花冷え
    ○香り
    お米、サイダー、りんご
    ○含み
    予想通りできたての特別純米にごりと比してハジけるようなガス感はありません。ウィルキンソンの強炭酸とカルピスソーダの微炭酸のような感じです。
    ○中盤
    ガス感が薄れたおかげでお米の旨味をたっぷりと味わえます。さらにやさしい甘酸味も。
    ○余韻
    包まれるようなやさしいお米の旨甘味。それからの鍋島的苦味がきますが、ソフトタッチな苦味となっています。

    ★総評
    つくりたてと比して、ガス感と味わいは穏やかで丸みある印象に変わっています。私的にはつくりたての元気がよくドライな味わいが好きです。1年熟成の方は良さもあるものの、本来のグリーンにごりの良さが薄れてしまっている印象です。

    子供たちが学校だった本日、午後にマイホームの打ち合わせを終えてセカンドカーのS2000で嫁氏とドライブ。海沿いの道をまったりと流した次第です。

    今宵も素晴らしい鍋島ライフを(^^)

    特定名称 特別純米

    酒の種類 生酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2022年5月2日

  • 日本酒太郎右衛門景義

    日本酒太郎右衛門景義

    4.5

    宮城に住んでると九州のお酒はどうしても手に入りずらく、ようやく売っているお店を見つけて遂にご対面⭐
    鍋島です⭐
    鍋島は甘旨系のお酒だと認識していたので、ちょっと躊躇ったのですが、折角巡り合ったしなという事で買ってきました⭐

    ストレート
    あっさりと、フルーティな香りがあります。
    口に含んだ瞬間に一瞬甘味がありすぐに辛味がきてピリピリとした舌上の刺激が心地よい。

    真ん中
    口に含んだ瞬間の甘味が消え、初手からピリピリとした刺激とドライ淡麗な旨みを感じました⭐

    口窄み
    フワっと余韻が長く甘味を感じる香りがあります。
    旨味に寄っている甘味と奥行きある酸味を感じます。ピリピリした刺激は弱くなりました。

    陶器
    香りは、抑えられ、ベリー系の甘酸っぱさ、水のような飲みこごちとスッキリ淡麗な味わい。余韻に喉奥をカァとっ一瞬過ぎるアルコール感があります。


    これは美味しい!身構えてたけど、凄いドライ淡麗でそれでいて米の旨味も甘味もしっかり感じられて奥行きもあります。
    有名になるだけはあるな⭐満足です❗️
    今日はサーモンカルパッチョで⭐

    特定名称 特別純米

    テイスト 甘辛:辛い+1

    2022年5月2日

  • めばりん

    めばりん

    5.0

    特別純米酒と言うのは名ばかりで、純米吟醸クラスの香りと味わいですね。美味しかったです!

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2022年5月2日

  • くろーばー

    くろーばー

    4.0

    鍋島 五百万石 純吟
    なめらかな口当たりに、
    酸味と程よい甘さを舌にのせて、
    いつもよりも増した安心感に身を委ねてます
    久しぶりになっちゃったけど、
    再会に感謝
    うまい

    半分残して、炭酸注入
    これも、もちろんおいしい
    香、何割も増すからね

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2022年5月1日

  • agate

    agate

    4.5

    鍋島 隠し酒

    香りはメロンのような甘味がある。

    口に含むとお米の香りがダイレクトに感じられるし、苦味もあってキレがいい。

    お店の方から通も羨む日本酒との説明があったが、それに相応しい日本酒だった!!

    2022年4月30日

  • ばんない

    ばんない

    5.0

    鍋島 大吟醸 霞 生酒
    2022.03製造 1本/66本
    ※当鍋島は特約店では販売しておりません。また、御宿富久千代利用者であっても利用タイミングによっては購入できない鍋島となっています。蔵での直売も行っていませんので、蔵元様へのお問合せ等もご遠慮ください。

    鍋島77本目

    【この世に存在するのは66本。幻の鍋島】

    4月1日、御宿富久千代さんに宿泊をした際のディナーにて…

    「今夜はばんない様が絶っっっっ対飲んだことがない鍋島をご用意していますので楽しみにしていてください♪」
    と仰り、料理長が自信満々にデザートと一緒にペアリングで登場してきた鍋島が…ん!?なんじゃこりゃ!?眼前に現れたのは「未知の鍋島」でした。それが…

    「鍋島 大吟醸 霞 生酒」です。

    霞(かすみ)…と入れておりますが「うすにごり」や「かすみ酒」と言ったほうがピンときます。霞と付けたのは飯盛社長に電動自転車(笑)で鹿島の町を案内していただいた際に感じた風光明媚な印象から、朝が来て夕方がくる…日々の町の季節の移ろいに思いを馳せての私なりの命名です。

    では、早速細かく見ていきましょう。通常の大吟醸との違いですが、まずは外観から。瓶は通常の黒フロスト瓶から鮮やかな透明グリーンに変更されており、通常では「限定品」とシールが貼ってある位置に生酒シール!この鮮やかなグリーン瓶に生酒シールと相まって見慣れなさすぎるため違和感あります笑。そして肝心の中身ですが、大吟醸にしてまさかの生酒。コレだけでも既に通常の鍋島大吟醸と大きく違うのですが、今回はオリが少し入ったうすにごり仕様となっています。

    生産本数はまさかの66本。オーベルジュでもほとんど出すことがないようで、もちろん特約店での販売もしてないという実質蔵内限定酒。裏鍋島どころではない「幻の鍋島」でしょう。

    んで?味わいどうやったん!?…ディナー中は全てが極上すぎてこの鍋島の味わいもあまり覚えてない(覚えとけ!笑笑)ので、今回はゆっくり、贅沢に、宅飲みで味わいたいと思います。皆さん、どうが最後までお付き合いくだされば幸いです。

    【スペック】
    ○使用米
    山田錦
    ○精米歩合
    35%
    ○アルコール度数
    17度

    【味わい】
    ○温度帯
    花冷え〜熱燗
    ○香り
    甘くフルーティ吟醸香ながら、気品ある印象
    ○含み
    生らしいジューシーかつ軽やかな口あたりから、雑味ない上品な甘味。
    ○中盤
    含みの印象から一転、軽やかながらお米の旨甘味がグッと感じられるようになます。アル添らしさはとくになく、ひたすらにクリア。
    ○余韻
    中盤以上にお米、吟醸香、甘味が盛り上がり、鍋島らしい苦味も感じられるます。

    【甘辛】
    甘口

    【燗】
    和三盆のような上品な甘味とやわらかな吟醸香。燗との相性はよくないかな…と思っていましたが、そのようなことはありませんでした。
    オススメは人肌。上品な甘味と燗でも健在なフレッシュ感を味わえます。

    ★総評
    通常の鍋島大吟醸よりもフレッシュ感が顕著に感じられます。とくに含みでは鍋島らしからぬパイナップル感がうっすらと感じられたことには驚き。そして、はじけるようなフレッシュな口あたりからの洗練されたお米と吟醸香の組み合わせはこの霞鍋島でしか味わえない、まさにonly one鍋島。これはうまい以外になんと言えばいいのかわからない。

    【結びに】

    「特約店で売っていない鍋島」「世界で66本」というパワーワードから今回の鍋島は大変貴重なもので、勿体無くてとても飲めない…といつもなら何ヶ月も冷蔵庫に入れておいてしまうところです。私も今年の7月4日の鍋島の日のために保存を…と考えていました。しかし、今回開栓を決断したのには理由があります。

    「味が変わっちゃうんでね。早く飲んでもらいですね」

    鍋島杜氏の飯盛氏から私におっしゃった一言です。私が「勿体無くて1年とか寝かせてしまうんですよ…(生酒のことです)」という話を蔵見学中に飯盛氏にしたところ、いただいたお言葉です。
    ときどき、蔵元自体が「寝かしたほうが…」とか、新政さんのように「○○度保管で○年」と熟成期間をオススメしているケースはありますが、その他は、杜氏さんとしては自分がここだと決めてリリースした自信の味をタイムリーに飲んでもらいたいと思うのです。しかし消費者がその「一番のタイミング」をわざわざ遅らせて飲むのはいかがなものか…。まぁ、個人の自由なのですが、おそらく飯盛氏は味わいが変わる前に自慢の鍋島を一番うまいタイミングで飲んでもらいたいのでしょう。その一番のタイミングでその鍋島を飲まないほうが逆に勿体無いんだな…と。


    「杜氏の想いを、飲む」


    ということはこういうことなんだな…と心から感じました。また、今後の鍋島の生酒との付き合い方を気付かされた素晴らしい時間でした。
    生の鍋島は即飲む!それが飯盛氏が願う一番おいしい鍋島の生酒の飲み方であり、飯盛氏の想い。飯盛氏が仰るなら仕方ない笑

    また新たな鍋島に対する自身の流儀が生まれました。

    鍋島の生酒を飲める日もあと少しとなってきましたね!皆さん、鍋島生酒シリーズの飲み逃しがないように!そして買ったら即飲みましょう笑

    それでは、今宵も素晴らしい鍋島生酒ライフを!

    特定名称 大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 生酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:甘い+1

    2022年4月29日