鍋島 （なべしま）

備忘錄

赤磐雄町米　純米吟醸

裏鍋島　

複雑な味わいですね。感動は…あまりないです。
いろいろ分析したいところですが、飲み進むと、どうでもよくなってきます。

銘酒であるのは間違いない。

ちょっと冷やし方が足りなかったので
星が減ったのと純米じゃないので
頭痛がしちゃうから星を減らしました。

お酒のせいではなく
ギンギンに冷やしてない
私のせいです（笑）

誰がみても銘酒、鍋島です。

鍋島　Classic 特別純米酒　0.72
製造　2024年9月　開栓　2月5日

山田錦60%精米　アル分15度
少し昔の吟醸酵母を使用したクラシック系。
四半世紀ほど昔、近所の酒屋が特約店で、
ひと通り追いかけた事がありました。
その後、全国的な人気の高まりに反して
稀にグリーンラベルをいただく程度に。
「ちょうどその頃の花形酵母かな？」

ウスく色付き仕付けのいい控えめな吟醸香。
開栓早々は透き通った穏やかな白桃、
やがて日毎に落ち着いた熟す前のメロンへ、

控えめながら豊かで上品なメロンの甘味に、
ややピリの軽い柑橘の酸が舌先をくすぐる。
甘味の奥からの旨味をトローと味わううちに
甘旨酸は一瞬で透き通った含みに変わり、
締まりすぎる程に締まった苦味でキリッ。
留めるうちに調和し、サラッとのど越し。
スーと真っ直ぐにキレていくクールな後口。

お燗は軽い甘味から入り苦味で締めて、
辛口の中により旨味を感じます。

グリーンラベルに比べて幾分か淡麗寄りな印象。
昔の曖昧な記憶からも少しクールに感じます。
それだけ昨今の甘旨酒に慣らされているのかも。

取扱店にて　税込1,595円

鍋島を飲む機会に恵まれました。
有名ですが、初めて飲む日本酒です。
佐賀県は富久千代酒造さんの日本酒。
生酒の純米吟醸を選択。
磨き55%で、アルコール度数は16度。
開栓注意とあるので慎重に開栓。

香りは鼻を通り抜けるようなフルーティさ。
山田錦感だ。
見た目はやや黄色味がかっています。

お味は開栓したてと15分後でだいぶ変わります。
前半は甘旨さ全開。豊醇ですね。
途中舌の上でしゅわしゅわ感故のドライさを感じる。
ドライ感と苦味。
そして飲み終わりは酸味がスーッと通り抜ける！
なんか鼻の辺りで広がって終わるような感覚。

開栓日よりも3日目の味わいの方が私好みではありました。

鍋島 山田錦 純米吟醸 生酒 2024.12
初めて鍋島の生酒を飲みました。
火入purple labelを飲んだ時よりもしっかりとした強い味わいを感じました。明日になると味に変化が出てくるのでしょうか。美味しく頂きました。

鍋島 赤磐雄町米 純米吟醸 Passion Label
昨年2024に購入して寝かしていた２本を開栓。
スッキリしていてグビグビっと美味しく頂きました。
また別の鍋島も飲んでみたいです。

鍋島清酒肥州 普通酒 山田錦 精米歩合65%

4合瓶がなかったので久しぶりに一升瓶の購入です。
山田錦の精米歩合65%で普通酒扱いということは等外米を使っているのでしょうか?

肥州鍋島も精米歩合が以前の60%から5%アップして今回65%になっています。

開栓一口目、しっかりした旨辛。
今風のテイストに近く、安い普通酒と思って飲むと肩透かしをくらう味わいです。

アテは、鰤大根、殆ど具の具沢山豚汁等。

野菜を口にすると辛が大人しくなり、今風の旨酸。

鰤では辛が渋に変わって旨渋。

豚肉では最初の味わいに近い旨辛。
私には最初の一口目と豚汁の豚肉が一番いい感じ。

評価は4.0にしましたが、一升瓶で税込2145円の価格を考慮すると4.5です。


2025.2.18追記
開栓３日後、アテに定点観測のチーズフォカッチャ、竹輪、魚ソーセージ

竹輪では旨がアップした正統派？の旨辛、私の好みの味わいで◎

魚ソーセージでも旨辛ですが、旨は弱々しくなった感じ

チーズフォカッチャでも旨はアップしましたが、竹輪よりも変化は少なく幅も狭いです。辛は他よりも少し辛め。

鍋島　純米吟醸　きたしずく