而今 純米吟醸 雄町50% 無濾過生
先月入手した4本の而今の最後は特別に入手できた3月発売雄町生、これで今年は雄町生、火入れそれぞれ2本ずつ味わう縁に恵まれた。半年経過のわりにちょいシュポ開栓、グラス内の気泡は極わずかでシュワ感もそれに比例した程度。ここの雄町は意外に酸を感じるが、今回は入りからまったり果実甘、酸辛苦渋は弱々で、いつもの2,3日目の感じ。正直生は新鮮な方が旨いな、一部の熟成酒を除いては。
やはり生は早ければ早い方がいいのか?九平次が注文限定にして買い手までの期間を急ぐうすにごりや、南部美人のスーパーフローズンなどできるだけ蔵元からの時間を短縮、出来立てに近い形で提供しようとする一方で、王祿や悦凱陣など熟成生酒を前提とした造り手もあったりする。日本酒も蔵元で、ビールも工場で呑む生は一味も二味も違って美味い気がする。少なくても蒸留酒のスコッチの世界では、熟成期間を想定したうえでニューポット造りをするわけだが、醸造酒もそうなんだろうか?とすれば、熟成を前提としない酒を販売店や消費者が勝手に保管して呑むのは控えた方がいいのか?ま、いずれにしてもそれ用のセラーを買っては底なし沼にハマるので買う気はないから生は早く呑むことにする。
(2日目)甘が立つには変わりないが、なんかしっとりして旨くなった。今年の3月に出た際も、初日4.0から3日目4.5になっているが、不思議とまったく同満足度。
特定名称
純米吟醸
原料米
雄町
酒の種類
無濾過 生酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1