山形正宗 純米吟醸 愛山
飲み始めは花冷えくらいでいい酸味が利いていました
愛山は祖父母に山田錦と雄町をもつ血統のよい酒米で、大粒で心白が大きい反面雑味が出やすいがその点上手く醸すとぼってりとした甘味を出せる。
今回、締められた甘味みたいなのを感じまして、仕込み水の硬度がかなり高めなことが関係あるのかなぁ
分注して寝かせると酸が落ち着いてもっと丸みを帯びてもっと愛山らしさが出るかな
面白い味わいでした!
販売している店をあまり知らず、探してたら酒棚の下段の方に見つけて…という感じで巡り合いました
開栓3日目、酸由来の角張った感じがきれいに取れ、愛山らしさ溢れる味わいに落ち着きました。
燗付けすると酸が立ち戻ってきて面白い味わいになりました
最近、純米吟醸もとりあえずお燗にしてみてます。酸が強調されて美味しくなるのがあったり、逆に生臭いメロンになったりと面白いです
全て純米酒でMLFを取り入れた清酒もあるそう
スペック
原料米:兵庫県産愛山
精米歩合:50%
度数:16度
仕込み水:奥羽山脈系(硬水)
㍿水戸部酒造(山形県天童市原町乙7番地)
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