「会津若松 奥の院」
福島・會津宮泉・純米吟醸・渡舟2号(短稈渡船)・精米歩合50%・16度・微々炭酸
▼僕にとって会津若松も宮泉銘醸も冩樂のイメージが強いのだが、写楽は10年ほど前に廃業蔵から引き取ったブランドの全国展開であり、ヒットはしたものの昔からの本線は厳然と宮泉であるらしい。宮泉はいよいよ現地の奥の院に踏み入れるような緊張感があるわ(笑) ▼渡舟2号は血統的にお父さんが雄町で、子供が山田錦となる位置付けなんだと。雄町の血がほどよく濃いので味に厚みが出るらしい。作付け少ないため小ロットの限定仕込みが手に入った(嬉)
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▽いやー、こりゃまじ美味い!(笑)参った(笑) インフレを抑えたいので4.5は控えるけど結構迷うくらいなのだ。透明感あって軽いんだけど、クリーミーで濃厚でもある。甘さを包み込む酸味と旨味、後味に残る苦味もあって立体感がある。ドイツ語風だと「悦楽」を示す単語として女性名詞の写楽があり、もう一つ男性名詞の宮泉という類語があるという感じかな(なんのこっちゃ)
▽香りはフルーティと言うのは簡単だけど、フルーティという陳腐な表現で済ますのが勿体ないと言うか、果物で例えるのを躊躇うほど何かが素敵すぎる
▽ふるさと納税の鰻が届くのが集中して在庫が12匹に膨らんでしまい(笑) 消化が急務で今夜は宮泉&特大うなぎの晩酌なう。ステイホームも家族仲良くご飯も美味しくお酒も素敵のごきげんな日々、ささやかな幸せを噛み締めながら過ごす今日この頃
特定名称
純米吟醸
原料米
渡船2号
酒の種類
一回火入れ
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通