- 日本酒ランキング100位
- 東北地方日本酒ランキング26位
- 福島日本酒ランキング8位
会津坂下にあり、3代続けて女性が蔵元という時期もあったという珍しい酒蔵。2011年の東日本大震災では母屋全壊などの被害があったものの、すぐに酒造りを再開。「ハート天明」は売り上げの一部を義援金にするなど、復興に努めた。やわらかな酒質の優しい味わいの酒ながら、旨みと酸のバランスがいい。「天明 純米大吟醸 夢の香40」は会津産の酒米・夢の香を使った限定品。フルーティさと透明感があり、やや辛口で飲み心地がいい。濃い目の味付けの和食とも相性がよさそうだ。
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天明の銘柄一覧
天明の酒蔵情報
名称 | 曙酒造 |
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特徴 | 1904(明治37)年、福島県は会津盆地の西部に位置する会津坂下町に創業した曙酒造(あけぼのしゅぞう)。良いお米が取れ、歴史的にも味噌屋、醤油屋、麹屋が軒を連ねた地域であったという。創業者の鈴木幸四郎氏もかつて地元の味噌を造る蔵で大番頭を任されていた人物だったが、ある日、小作人が作る米の良さに着目し、独立して酒蔵を興したのが始まりとされている。「曙酒造」の名は枕草子の冒頭”春は曙、やうやう白くなりゆく山際…”にちなみ、代表銘柄の「天明」も同義語である。100年を超える歴史を持つ蔵であるが、初代以降は3代続けて女性が蔵元を務めた「女系の酒蔵」という、酒蔵的にも珍しい歴史を持つ。1990年代に吟醸酒造りに力を入れ、「自分たちがおいしいと思って飲める酒を作りたい」という想いから、外部からの杜氏制を廃止して誕生させた「一生青春」は、99年から3年連続で全国新酒品評会にて金賞を受賞するという輝かしい成績を修めた。現在蔵元を務める6代目は、曙酒造の歴史上100年ぶりの男性蔵元。東日本大震災をきっかけに現体制に代替わりをし、平均年齢29歳と若いメンバーで酒造りに挑んでいる。食中酒としての「天明」、酒らしさを追求した「一生青春」、会津の原料にこだわったヨーグルトリキュール「snowdrop(スノードロップ)」を三本柱とした、幅広いラインナップで人気を博している。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 一生青春 天明 央 大俵引き 鹿狼山 絆結 絆舞 蝦夷の曙 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 福島県河沼郡会津坂下町戌亥乙2 |
地図 |
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