飛鸞 4th 飛鸞会 2022 八反錦
生酛造り 生酒
これまで愛山、春陽と飲み進めてきましたが、いよいよ最後となるのは日本酒界の八反安未果こと八反錦でございます。
簡単に言うと、製法は全部一緒で酒米だけが違ったら、米の味わいの違いがくっきりはっきりわかるでしょ?って企画の会。
何でも、杜氏さんがこの八反錦の出来ばえに納得いかなかったため、販売が延期になってしまった経過があったとの事。思いのほか辛口に仕上がってしまったため、造り直したそうです。
そんなエピソードきいたら、余計期待してしまうやろ〜。という訳で、いざ実飲!!
注ぐと極々若干、霞んで見えます。立ち香は、甘酸っぱい爽やかなウインドー。
含むと、酸味を伴う重めの濃ゆい味わい。ふわっとした甘みも奥底に駆け抜けますが、チリチリ感から酸辛の印象が色濃く残ります。今まで飲んできた八反錦とは一線を画す感じです。これは、15度だけどアル感強く感じます。同じ15度でも、愛山や春陽より酔いが早く回る感覚を覚えます。不思議やわ〜。
三米三様。愛山はやっぱり愛山でした。春陽は初めての驚き。八反錦はこの酒米の新たな可能性、知らなかった顔を知ることができました。
酒米ごとの味わいの違いというものを、突きつけられた思いです。本当に面白かったです。
私の好みは、味わいは愛山かな〜。シュッとした飲みやすさに驚いたのは春陽。
この条件で、雄町や山田錦も味わってみたいな〜。この企画、続編欲しいっす。
原料米
八反錦
酒の種類
生酒 原酒 生もと
テイスト
ボディ:普通 甘辛:辛い+1