低アル日本酒って最近流行っていると言うかよく見かけますね。
消費が頭打ちどころか右肩下がりなんでやっぱ新しい層を取り入れないと厳しいんでしょうね。
消費量の推移あたりは国税庁が詳しい資料を出してますので興味ある方は"国税庁 酒レポート"でググるといい資料出てきますよ。
で、この低アル日本酒ですが、作り方はざーっくり3通りあります(もっとあるかもですが)。
1つ目は出来上がったアルコール度数の高い原酒に割水と呼ばれる水を入れ、加水希釈をする方法。
2つ目は仕込んだ酵母の発酵を途中で止めてしまう方法。
3つ目は出来上がった原酒からアルコールを取り除く方法。
1つ目はどの程度割るかにも依りますが原酒の味わいがしっかりしていないと薄い味気ない日本酒ができてしまう。
2つ目は反応を止めるにも技術がいるし酒蔵側としては大幅なコスト増になる。
3つ目は調べきれてないんですけど多分これは設備投資が必要だったりとインフラ整備がモノを言う世界なのかもしれません。
これまた興味ある方はググって頂ければと思いますが、検索ワードとしては"アルコール濃度の低い清酒の開発"とか"低アルコール清酒の製造"がいいと思います。
清酒造りは大ッッッ変に奥が深く畑違いのしがない社畜には手に負えず詳しく知りたい人はググってくださいと言う安定の丸投げになってしまうんですがそんな本日の一品は珍しい低アルの原酒です。
感想イキます。
・白ワインに似た酸味を感じる後味。
・甘め。
・旨口。
・意外とアルコールの味がする。
・グラスに気泡プチプチ。
ほぉほぉ、多分ですけどこれは上記2の反応を止めたタイプの低アル日本酒と思われますが悪くないです。
正直言ってしまうと製造難度を知らなかったら☆3.5でしたけど低アル日本酒を造る難しさを何となく分かっているのでコスパ含めて☆4.0とします。
1日で空くかと思いきや意外と空かず2日かけて飲み切りました。
栃木県鹿沼市は小林酒店さんを訪問して購入(720mL税別1,091円)。
#バズり待ち酒シリーズ第89趣