- 日本酒ランキング65位
- 中部地方日本酒ランキング20位
- 愛知日本酒ランキング2位
愛知県岡崎市の老舗蔵・丸石醸造のニューブランド。創業1690年、地元では「三河武士」や「徳川家康」という銘柄で知られるが、「二兎」は「甘・香・酸」を追求し続けてきた同蔵が、2015年に満を持してリリースしたもの。「二兎を追うものは一兎をも得ず」との諺があるが、この銘柄のコンセプトは「二兎を追うものしか二兎を得ず」。その真意を蔵元は次のように解説する。・・・「味」と「香」、「酸」と「旨」、「重」と「軽」、「甘」と「辛」といった一見して二律背反する要素を、最高のバランス・味わいで楽しめるよう贅沢に追い求めたお酒です、と。 米がもつ本来の甘みや日本酒の芳ばしい香り、酸が表現する力強さと後味の透明感などをバランスよく備えたシリーズといえる。まろやかな甘さと心地いい後味の「二兎純米大吟醸 備前雄町48」、広がる酸味とほどよい甘さの「二兎純米吟醸 山田錦55」、旨みとキレを鮮やかに感じさせる「二兎純米吟醸 出羽燦々55」などが代表アイテム。(八田信江)
二兎のクチコミ・評価
二兎が購入できる通販
二兎の銘柄一覧
銘柄 |
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純米吟醸 山田錦 五十五原料米:吟ぎんが、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
純米吟醸 出羽燦々 五十五原料米:ひとめぼれ、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
純米大吟醸 備前雄町 三十五原料米:雄町、精米歩合:35%、アルコール度:16% |
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二兎の酒蔵情報
名称 | 丸石醸造 |
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特徴 | 元禄時代創業で330年の歴史を有する老舗蔵。元来の銘柄は「長誉」であったが、蔵のある岡崎にゆかりの深い「徳川家康」や「三河武士」の銘柄でも商品展開を行なってきた。最近は新たに「二兎」のブランドを立ち上げ、専門酒販店や銘酒居酒屋のルートに浸透してきている。 「二兎」は「山田錦」「雄町」の2大酒造好適米を原料にした純米造りで、「山田錦」が純米吟醸と純米酒、「雄町」は純米大吟醸と純米吟醸、それぞれの品種によって製法を造り分けている。酒質は豊かな旨味と甘みを保ちながら、軽さとやわらかさを伴って現代的な洗練味とバランスを感じさせる。まさに二兎を得ようという戦略である。 そのほか年に7回、第2土曜日曜には「丸石の日」、また各季節に1回「長誉祭り」を実施するなど、頻繁に酒蔵開放も行っている。また1世紀前にこの地域で栽培されていた米品種「萬歳」を復活させて、同銘の酒も仕込んでいる。(松崎晴雄) |
酒蔵 イラスト |
(立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 長誉 葵の風 三河武士 徳川家康 三河物語 二兎 萬歳 丸石謹製 THEMA(テーマ) 二鯱 桜泉 徳川の華 まるいし 二狼 〇龜 混沌 CHAOS |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 愛知県岡崎市中町6丁目3−10 |
地図 |
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