二兎** 備前雄町三十三(33%) うすにごり純米大吟醸生原酒
繊細で爽やかな吟香(雄町のどっしりしたイメージとは違う)、甘酸はどちらにも寄らず、なんて感じているとすぐに強めの辛が、喉奥で苦旨を残しつつも締めてくれる。雄町でここまで辛にするか、と思いつつゆるりの2杯目、ん?今度は甘??でも余韻は酸???裏ラベルにもあるように、この銘柄の所以たる二兎追い酒ならではなのか?滓を落ち着かせた酒の透明感は半端なく、これに滓の旨味がジワーっと、これまた両極を併せ持つ。非常に面白い酒だけど、雄町感はイマイチ愉しめないまま初日を終える。
(2日目)最初に感じたとんがりは削れ、でも冷えた状態ではやはりキリっと感が強いが、辛は弱まり甘が段々と出てきた。
(3日目)入り口から甘を感じ、あれだけ強かった辛は中盤から顔を出し、それなりに主張する。2日目がベストか?
特定名称
純米大吟醸
原料米
雄町
酒の種類
生酒 原酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:辛い+1