蔵の裏にある田んぼに丹頂鶴が降りたったころから命名された銘酒「千代鶴」。お祝いの場を中心にめでたい酒として富山県を中心に愛されてきた千代鶴酒造の代表銘柄だ。千代鶴酒造は1874年に創業してから、その土地でしかできない地酒づくりにこだわる。仕込みには富山県産の「五百万石」や「山田錦」と立山山麓早月川水系の伏流水を使用。現代表・黒田一義氏を中心に、小規模ながら丁寧に富山県の寒冷な気候をいかした酒造りを続けてきた。「千代鶴 純米吟醸」は、やや辛口だがやさしい口当たりで日本酒初心者でも飲みやすいきれいな味わいの日本酒。穏やかな吟醸香が心地よく、食中酒としてもぴったりの1本だ。滑川の海洋深層水をつかって醸した「千代鶴 深層水仕込み 純米吟醸」は、しっかりとした力強い味わいで、通常の純米吟醸酒とはまた違った味が楽しめるので飲み比べてみるのもおすすめ。
千代鶴のクチコミ・評価
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千代鶴の酒蔵情報
名称 | 千代鶴酒造 |
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特徴 | 滑川市は富山湾に面しておりホタルイカの銘産地として知られる地であり、かつては北陸街道の宿場町として栄えた歴史を持つ。そこに位置するのが千代鶴酒造(ちよづるしゅぞう)。裏の田に丹頂鶴が舞い降りた事から名付けられた「千代鶴」が代表銘柄である。立山山麓早月川水系の豊富な伏流水や、冬の寒冷な気候といった恵まれた環境を利用した酒造りは家族一同だけで丁寧に醸されている。現在蔵元杜氏を務める黒田一義氏は神戸でDJをしていたという経歴の持ち主。使われる米はすべて富山県産であるが、代替わりしてからは蔵元自ら田んぼに入り稲を育てる取り組みも始まった。そんな「千代鶴」だが、特約店は全国でも7軒しかなく、その内6軒は県内の酒屋だという。地元に愛され、縁起の良い酒として今日まで親しまれている。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 千代鶴 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 富山県滑川市下梅沢360 |
地図 |
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