「農口尚彦研究所 冬の燗酒」
もうすぐ初夏ですね。
という訳で今日はコレ。
農口尚彦研究所 冬の燗酒。
なんでやねん(笑)。
実は先日神さんから頂いたモノです。
「福丸くん、コレ冷蔵庫で熟成(忘却・放置)してたヤツやけど飲んで」
毎度ありがとうございます。
まずは雪冷えでやってみよう。
あぁ、なんともマイルドなコク。
そしてやはり農口さん独特のカカオやナッツのような香りとほろ苦味を感じます。
そして最後はしっかりとした旨味と結構なアルコール感でキレます。
これぞザ・農口て味わい。
ではここらで燗を。
おー苦味が消え失せ、酸味と出汁感が出てきましたね。
ヒレも無いのにヒレ酒感。
まろやかさに磨きがかかる感じ。
調子にのって飲み進めれば、度数20も手伝ってええ具合に酔いが回ります。
やはりここの酒は、今時の流行りの酒とは方向性の異なる酒なんでしょう。
しかし、一本通ったモノを感じさせてくれます。
一言で言うと「ぶっとい」。
ぶっとい背骨が通った酒。
好き嫌いは抜きにしてそう感じさせてくれる酒でした。
神さんから貰った神様の酒。
二人の神に感謝しつつ今宵はこのあたりで。