農口尚彦研究所のクチコミ・評価

  • kuni-tono92

    kuni-tono92

    5.0

    日本酒レビュー
    ○ 農口尚彦研究所 本醸造 無濾過原酒(一回火入)
    ○ 石川県産 五百万石75%使用
    ○ 60%精米
    ○ 各種スペック 非公開
    ○ アルコール度数 19度
    ○ 酒造年度 29BY
    ○ 石川県 小松市
    ○ (株)農口尚彦研究所
    ○ 薫醇酒;芳醇旨辛口
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    『現代の名工』『黄綬褒章』受賞など、数々の功績を残した日本酒界のレジェンド『農口尚彦』杜氏。
    H27年に自らの『技術・精神・生き様』を次世代に継承すべく設立された酒蔵『農口尚彦研究所』の本醸造無濾過原酒です。
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    もともと石川県限定販売だったのですが,今年から販路を拡大し,県外の酒屋さんでも取り扱いを始めたそうです。道内では札幌市北区の『銘酒の裕多加』さんに入荷したと情報を聞きつけ,いち早くゲットしてきました‼️
    『酒造りの神様』とも評される伝説の杜氏の醸すお酒とはいったいどんな味がするのか⁉️
    自分なんぞがレポートをするのもおこがましい一本ですが,じっくり味わってレポートしたいと思います。
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    《★はそれぞれの強さを5段階で表しています》
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    上立ち香★★★
    裏表紙には洋梨とありましたが,なるほどバナナやマスカットの香りが入り混じる心地のよいイソアミル系吟醸香です。
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    アタック;甘味★★★ 酸味★★★
    ややとろみがかったテクスチャーから,フルーティーで膨らみある甘味と適度な酸味がバランスよく感じられます。
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    中;含み香★★★ 辛味★★★★ 苦味★★ キレ★★★
    強めのアルコールの辛味が穏やかな苦味とともに口内をカァ〜っと熱くして,スーッと引いていきます。含み香は立ち香のフルーティーな薫りとアルコール香が混じり,心地よく『酔い』を誘います(*´꒳`*)
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    フィニッシュ;旨味★★★
    ラストは適度な米の旨味と,アルコールの熱さの引き波とが相まって,ゆらゆらと気持ちの良い余韻を残します。
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    CP★★★★
    四合瓶;1620円,一升瓶;3240円(税込)
    いやぁ…御見逸れしました。本気で美味いです‼️
    テイスティングコメントを書いていて『心地よい』を3回も使っていましたが,まさにそれです。とにかく呑んでいて『心地よい』のです。
    香り・甘味・酸味・辛味・苦味・キレ・旨味・余韻と思いつくだけの味の構成要素を挙げても,これら全ての要素が実にバランス良く,そして『丁度良い』では無く『心地よい』。
    個性溢れるお酒が多い中で,一本の芯を通して正に『これこそ旨い日本酒』と言わしめる王道的な味を作りあげています。『酒造りの神様』のお酒は,やはり最高に美味でした(*´꒳`*)
    そのままでも美味しいですし,食事に合わせても,ほぼどんな料理でもいけそうな懐の深さがありますので,まさに万能酒ですね。次回買えるなら絶対一升瓶です‼️

    特定名称 本醸造

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過 一回火入れ 原酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:辛い+1

    2018年8月29日

  • 八反ラフター

    八反ラフター

    4.5

    最高峰の食中酒!
    普通の酒なら温度で変わってくるところを、食材に合わせて酸が出たり甘みが増したり振り幅がとてつもない酒です。
    合わない食材を探すのが難しいほどに、、、
    デザートのシロクマバーにまで苦味でおいかけて嫌味なく
    瑞々しくキレる

    他界した祖父に会えた様な懐の深さ




    2018年8月27日

  • sonoryu

    sonoryu

    3.5

    農口尚彦研究所 本醸造無濾過生

    アル添の他の物を呑んでみたいです。

    2018年8月25日

  • cefiro

    cefiro

    3.5

    山廃吟醸。やや期待が高すぎたか。香りと旨味はあるが、アルコール感が強すぎる。冷やより常温に近い方が良い。

    2018年8月19日

  • BENTEN

    BENTEN

    2.5

    今まで飲んだ農口尚彦研究所のお酒の中で
    一番アルコール度数低いのに、アルコール臭が
    一番強く感じた。
    自分には合わなかった。

    2018年8月17日

  • 仕事前日は2合まで

    仕事前日は2合まで

    4.5

    初トライの『農口尚彦』さん。酒屋で、山廃の吟醸と迷ったが、価格(5000円)を見て、本醸造に決定。まぁ、それでも3240円(税込)これほどの本醸造は『磯自慢』くらいかな。
    さておき。ものすごい期待をしてからの口開けは、まさに期待通りの味わい。マンゴー系の梨っぽい香りからの、柔らかな口当たり。ただの甘味だけでなく五百万石の米の旨味とコクが絶妙に調和してキレていきます。
    流石は、現代の名工。Alc度数19%を全く感じさせない素晴らしすぎる一本です。

    特定名称 本醸造

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過 原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2018年8月15日

  • なかぢぃ~

    なかぢぃ~

    4.5

    初農口さん。一升瓶があっという間だったのは、うまさの証拠。もう少しキレに期待してしまったかも。

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過 生酒

    テイスト ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+1

    2018年8月14日

  • 祥へい

    祥へい

    4.5

    夏酒 無濾過生
    なんとなく夏酒というカテゴリーは避けてきたんですが、農口尚彦研究所なら話は別です。
    やっぱりうまい。
    味の要素が少なく、単純明快にうまい。

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過 生酒

    テイスト ボディ:軽い+2 甘辛:普通

    2018年8月12日

  • Ko Taro

    Ko Taro

    本醸造でも、おいしいのはある

    2018年8月10日

  • へべれけ燗太郎

    へべれけ燗太郎

    3.5

    農口さんの夏ライン。
    コバルトブルーのボトルが美しい。

    ん、かすかに発泡。
    アル添プラス加水で飲みやすくしているのでしょうけど、アルコールの苦みが気になります。
    柔らかな旨みも、冷温ではどうにも薄い。
    軽くすっきりとしたキレは良いですね。

    うーん。。夏酒、出す必要あるんかね···?
    飲むなら本醸造でいいんじゃ?
    と思ったけれど、あれは19度だった。。

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過 生酒

    テイスト ボディ:軽い+1 甘辛:辛い+1

    2018年8月9日