夕方までキチキチに仕事をして、夕方から借りた部屋で待ち合わせて飲む。なかなか頭が仕事から切り替わらない。
まず飲もう、と開けたのが「にいだしぜんしゅ 純米吟醸 うすにごり おだやか」。
うすにごり好きだね〜と言われながら、しゅわぱちでほんわり甘い癖にアルコールちゃんと入ってるカルピスっぽいお酒をキュッと飲む。
「大人の初恋の味」という矛盾だらけの言葉で紹介したくなるお酒の一つ。
ふー。
いいお酒がスイッチになって、やっと深呼吸ができる。
日常的に会わなくなって、少し関係性が変わった相手と話しながら飲む。
向こうの話は自分も知っている名前や出来事が出てくるけれど、新しい環境に変わったこっちの話は説明がどうしても長くなる。
そのうち、途中で話を持っていかれたりすると話す気力がなくなって、最後に残るのはお酒の話とこの後、どうやって終わりにするかのぼんやりとした話。
「おだやか」を飲んでるのに、不穏な空気が漂いはじめたのを察した相手に、
終わりにする話は、もう終わり。
……と唇をふさがれる。
強制終了、ずるい。
特定名称
純米吟醸
酒の種類
生酒 発泡
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+1