秩父錦 （ちちぶにしき）

甕口酒
GWの秩父のおみやげ。新聞紙に包まれているのは義侠以来かもです。「もろみの搾り口から垂れてきた何も手を加えていない」とありますが、アル添で20度という恐怖スペック。想像どおりガツンときますので、ロックがちょうどいいです。菊水ふなぐちにとても似ていると感じました。意外にもお米は美山錦。精米歩合60% ¥2309（税別、定価ではないと思います）

小瓶でいただきました。食中酒としてオーソドックスな味わいですが、爽やかもありました。

【秩父錦 特別純米酒】
昔の日本酒の甘い米の香り。乳性。ヨーグルト。
ふくよか滑らか旨口。米の甘味と日本酒感、そしてすっきり後味。米の旨み。団子みたいな甘味。

例年は秩父の枝垂れ桜を鑑賞し、余韻として楽しむ秩父錦甕口酒…。日課のジョギングをしていると、コース上の酒屋にて「甕口酒、入手しました」の張り紙⁈慌てて自宅に帰り、車で買い出し…。店主に聞くと、ラス１…。つまみは、マイワシの一夜干し＆身欠きニシンとじゃがいもの煮物でいただきますm(__)mやっぱ美味いわぁ（泣）

白麹 unification
いつぞやの秩父のおみやげ。山田錦だけどこの地域で少量作っていてかなり限定的に流通しているっぽい一本です。確かに麹っぽい香りはしますがなんか軽い。それもそのはず、たった12度しかないという超低アル。味わい的に際立つ特徴や深みがある訳ではないので、しっかりしたのがお好みでない方向きではないと感じました。精米歩合55% 720mlで¥1700（税別）

秩父錦の甕口酒。辛口のお酒。しかし、淡麗ではなく深みを感じる味わい深いうまい酒です。

秩父錦 特別純米酒

残り物をいただいたのもあって常温で。
乳酸を感じつつも甘旨さを感じる香り。
酸がビシッと効きつつもコクのある旨口。
ぬる燗にすると旨味が増しつつ、酸が締めてるのでなかなか良い。

在住県、愛する埼玉のお酒です。美味しいです。

特別純米生原酒
秩父へおでかけした際のおみやげ。地域限定でほとんど埼玉県内の一部でしか流通していなさそうなライン。そのできたての新酒と思われます。純米らしいざらっと感はありますが、含んだときは強めの香りと甘みが一瞬ありますがすぐになくなり、後半はキリッとした余韻。観光客向けのものではない感じ。七田っぽいです。アルコール感ありますがそれもそのはず、恐怖の原酒18度。1合でまあまあ酔いが回ります。精米歩合60% 720mlで¥1328（税別）

秩父錦 特別純米(矢尾本店：埼玉)
米不明
精米歩合60
アルコール度数15
日本酒度+2.0
酸度1.9
アミノ酸度
酵母

今回は、秩父錦の特別純米なり。

(以下、開栓直後)
香　：穏★★☆☆☆華
味　：淡★★★☆☆濃
甘辛：甘★★★☆☆辛
軽重：軽★★☆☆☆重
やや濃い・中口

口に含んだときの感覚：
甘味★☆☆☆☆
旨味★★☆☆☆
酸味★★☆☆☆
苦味☆☆☆☆☆
渋味☆☆☆☆☆
刺激☆☆☆☆☆
甘味ほんのりと
旨味やや濃いめ
酸味穏やかに
感覚としては甘じょっぱいが近いような

飲み込んだ後の余韻：
甘味☆☆☆☆☆
旨味★☆☆☆☆
酸味★★☆☆☆
苦味☆☆☆☆☆
渋味★☆☆☆☆
刺激☆☆☆☆☆
スーッとやや長めの余韻
最後の最後でほんのわずかに渋っぽさが

で、結局どうなのよ？
さらりと濃い
口当たりはさらり
口に含むと甘味旨味がスッ
中盤あたりで酸味が加わってやや甘じょっぱい
甘酸っぱいとも言えそうだけどそこまで酸っぱい寄りじゃない
そのままスーッとキレていく
雑味感はなくてさらりと濃いめ