昭和5年(1930)創業。平成19年(2007)に法人化した家族中心の小さな蔵。岩木山・赤倉山系の伏流水と契約栽培された良質の酒造好適米を用い、造り手の顔がみえる丁寧な小仕込みを行っている。酒質は、全体的に柔らかい旨味と、口の中で広がる上品な芳香、フルーティーな甘味と酸味を感じるスッキリした口当たりが特徴だ。 酒銘は、江戸時代、津軽藩祖の津軽為信公が戦場で兵士の士気を鼓舞するために唄った歌、「ホウハイ」節のユーモアと勝利にあやかって命名したという。銘柄と同名の青森県農業試験場が1976年に開発した酒米、「豊盃」米を全国でも唯一使用するほか、青森県の酒造好適米・華吹雪や華想いなどを中心に、原料米は全量、地元の契約農家の手によるもの。この規模の酒蔵では珍しく自家製米も行い、米作りには蔵人も参加する。(鈴木真弓)
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![豊盃 純米大吟醸 つるし酒 [720ml] [三浦酒造] [青森]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/e-wine/cabinet/jizake/jizake4/cw804-6.jpg?_ex=200x200)







豊盃の銘柄一覧
銘柄 |
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純米吟醸 夏ブルー原料米:美郷錦、精米歩合:55%、日本酒度:1、酸度:2、アルコール度:15~16% |
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純米大吟醸 最初で最後原料米:豊盃米、精米歩合:30%、酸度:1.2、アルコール度:16% |
大吟醸 津軽の時間原料米:山田錦、精米歩合:40%、アルコール度:16% |
純米大吟醸 山田錦 生酒原料米:山田錦、精米歩合:48%、日本酒度:1、酸度:1.8、アルコール度:15~16% |
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豊盃の酒蔵情報
名称 | 三浦酒造店 |
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特徴 | 1930(昭和5)年創業の青森県弘前市にある酒蔵。「豊盃」をメインブランドに、兄弟二人三脚で酒造りを行なっている。「豊盃」という酒の名前は元々、青森県の酒造好適米である「豊盃米」に由来する。「豊かな盃」、「津軽民謡のホーハイ節」という二つの意味をもってつけられた豊盃米の特性が気に入り、同蔵で商品名として商標登録をしたところ通ったので、他の青森県内の酒蔵は使用を避け、のちに開発された別の米を使用し、豊盃米はなかば三浦酒造店専用の原料米ということになった(現在では開発された酒米はすべて商標登録されるため、商品名として使用することは困難)。 かつては季節雇用の杜氏集団に酒づくりを任せていたが、1999年、兄の三浦剛史氏と弟の文仁氏による“ダブル杜氏”という体制で、自ら醸造にあたることを決意した。両者ともに醸造経験はなく、試行錯誤を繰り返した末造った酒が、2000年発刊のグルメ誌に「次世代を担う酒」として取り上げられ注目を浴びたことで、手に入らない人気銘柄へと急伸した。 現在は剛史氏が代表、文仁氏が杜氏として、無理して製造量を増やすことなく、酒質を安定させておいしい酒を確実に届けることを信条に酒造りを続けている。(関 友美) |
酒蔵 イラスト |
![]() (加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 豊盃 銀嶺 モヒカン娘 ビキニ娘 辣味娘 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 青森県弘前市大字石渡5丁目1−1 |
地図 |
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