東北の新旗手として注目を集める酒蔵。「豊盃」とは、昔、戦場で兵士の士気を鼓舞するために唄った歌「ホウハイ」節のユーモアと勝利にあやかって命名という。この酒蔵だけが用いる酒米・豊盃米をはじめ、青森県の酒造好適米・華吹雪や華想いなどで、丁寧に醸している。「豊盃 ん おりがらみ生酒」は冬季限定の新酒で、澱をからめて仕上げた搾りたての生酒。青リンゴのような香りと、ほどよい酸味があり、普通酒とは思えぬ風格ある味わい。味付けの濃い料理のあとに、すっきり流したい。
豊盃のクチコミ・評価
豊盃が購入できる通販
豊盃の銘柄一覧
銘柄 |
---|
つるし酒 大吟醸原料米:山田錦、精米歩合:40%、日本酒度:3、酸度:1.5、アルコール度:16~17% |
純米大吟醸 山田穂原料米:山田穂、精米歩合:50%、日本酒度:1、酸度:1.5、アルコール度:16~17% |
|
純米吟醸 豊盃米原料米:豊盃米、精米歩合:55%、酸度:1.9、アルコール度:15~16% |
純米吟醸 夏ブルー原料米:美郷錦、精米歩合:55%、日本酒度:1、酸度:2、アルコール度:15~16% |
|
|
特別純米酒原料米:豊盃米、精米歩合:55%、日本酒度:3、酸度:1.9、アルコール度:17~18% |
|
純米大吟醸 最初で最後原料米:豊盃米、精米歩合:30%、酸度:1.2、アルコール度:16% |
大吟醸 津軽の時間原料米:山田錦、精米歩合:40%、アルコール度:16% |
純米大吟醸 山田錦 生酒原料米:山田錦、精米歩合:48%、日本酒度:1、酸度:1.8、アルコール度:15~16% |
|
|
豊盃の酒蔵情報
名称 | 三浦酒造店 |
---|---|
特徴 | 1930(昭和5)年創業の青森県弘前市にある酒蔵。「豊盃」をメインブランドに、兄弟二人三脚で酒造りを行なっている。「豊盃」という酒の名前は元々、青森県の酒造好適米である「豊盃米」に由来する。「豊かな盃」、「津軽民謡のホーハイ節」という二つの意味をもってつけられた豊盃米の特性が気に入り、同蔵で商品名として商標登録をしたところ通ったので、他の青森県内の酒蔵は使用を避け、のちに開発された別の米を使用し、豊盃米はなかば三浦酒造店専用の原料米ということになった(現在では開発された酒米はすべて商標登録されるため、商品名として使用することは困難)。 かつては季節雇用の杜氏集団に酒づくりを任せていたが、1999年、兄の三浦剛史氏と弟の文仁氏による“ダブル杜氏”という体制で、自ら醸造にあたることを決意した。両者ともに醸造経験はなく、試行錯誤を繰り返した末造った酒が、2000年発刊のグルメ誌に「次世代を担う酒」として取り上げられ注目を浴びたことで、手に入らない人気銘柄へと急伸した。 現在は剛史氏が代表、文仁氏が杜氏として、無理して製造量を増やすことなく、酒質を安定させておいしい酒を確実に届けることを信条に酒造りを続けている。(関 友美) |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 豊盃 銀嶺 モヒカン娘 ビキニ娘 辣味娘 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 青森県弘前市大字石渡5丁目1−1 |
地図 |
|