花陽浴 純米大吟醸 雄町 無濾過生原酒
上立ち香は若いリンゴ、完熟のナシを思わせる。
フローラルさもあるか。
口に含むと穏やかなガス感。
雄町を使ったものによく見られるふくよかな旨味、意外にも控えめな甘味、スッキリした酸味、そして特徴的な苦味の全てが過不足なく調和している。
また、アルコール分が16度のためか後口がくどくない。
瑞々しく非常に飲みやすい。
そのためフルーティーでありながら自然と盃が進む味わいになっている。
この絶妙なバランスのよさは日本酒ビギナーにもおすすめしたい。
さすがは花陽浴、希少でプレミアム化するのも納得の完成度である。
追記:2日目もそこまで変化は見られず。
昨日少し思ってはいたのだが若干ドライか。
これまで飲んだ他の雄町のお酒と比較するとやはりおいしいと気付かされた。
3日目もリッチな味わい。
甘味、酸味、苦味が本当にちょうどいい。
一升瓶だからこそ気づけた良さがあるかもしれない。
苦味とアルコール感が増してきたか。
少しクセがある気がしており、人によって好みが分かれると思っているのだが、個人的にはそれがどハマりしている。
評価を4.5から5に格上げ。
特定名称
純米大吟醸
原料米
雄町
酒の種類
無濾過生原酒