寒菊晴日 純米大吟醸 無濾過生原酒 Special Yell- (¥1800+税)
山田錦・赤磐雄町 精米歩合50%、日本酒度-3、酸度1.3、アルコール15度
獺祭さん(67位)に続いて、初登場の寒菊さん(23位)で~す。
ラベルおっしゃれ~♪キラッキラじゃん!
「限定」ではなく、「超限定」!こだわりいいっすね~!
そしてお酒のコンセプトは、ハレの日。そういう季節なんですね~。
このお酒買うまで、そんなの意識すらしてなかったわ~笑。
では、初寒菊さんいっきま~す!
香り:パイナップルキャンディー系ですね~。よくあると言えばよくある香り。特徴がある感じではないかな~。
でも、これ系では定番のアマダレ感が全くないっすね!(゜∀゜)イイネ
基本弱い香りで、余計な香りがなく、パイナップルの甘さだけが、とってもキレ~イに香っています。お~完成度が高い!
アルコール臭なし、スゴい!
そして飲み進めると...インパクトなかったのが、急にめっちゃ華やか果実香じゃん!
青リンゴに、パイナップルに、アーモンドに、こ、これは...
ラ・フランス、キッタ━━━━━━━!(゜∀゜)ヤバ
このミックスフルーツ、すんごいんだけど!
ありそうでないやつ~(´∀`)アヘ~
味わい:入ってすぐにちょ━━━まる~~~い甘旨水!優しい酸と苦みもいますね。
すでに、桃っぽい果汁を感じます。
まずは、かすかなシュワ感で軽い桃炭酸ジュースみたい!
転がしていくと、苦みがスっと消え、甘旨がじわじわ~っと出てきます。
さらに甘旨がどんどん増してきて、酸も完全に一体化し、とろ~りな口当たりで、とにかくすんごいコク!(゜∀゜)ワオ
そして、ちょ━━━━━━桃果汁!
甘さ自体はとても軽くて、シュワフルーティ~。
そのまま柔らか~く、自然に喉を通っていきます。
で、後味確認する前にもう消えてます!(゜∀゜)スゴ
辛さなし、アルコール感なし、余韻は桃ジュースな雰囲気。スゴいって!
なんという高レベルな完成度!
超がつく理由が分かりましたね。
個性が際立ってる訳ではないですが、繊細な部分のレベルが非常に高くて、個性を越えたインパクトを感じます!
50%以上の高精米を思わせる口当たりに、十分すぎるコクからの、後味はめっちゃ低アル気分~♪
ちなみに、転がさないで飲むと、ずっと桃ジュースで、引っ掛かりゼロで、止まらなすぎてヤ━━━━━━バいっす!これは危険です!笑
今の時点で間違いなくリピート確定!4.0以上!
で、なくなる前に早速注文完了っす~!(>∀<)イェイ
二日目。
より酸っぱさが主張してきて、果汁感は、桃と、パイナップル~♪
あくまでも、水感ベースで、完璧に水に溶け込んでいます。
相変わらず、後味は自然に消えちゃうのね~。
はっきり言って、これは低アルです!笑。
スペック見ないと、13~14度にしか感じません。スゴいわ!
系統的に似てるな~って思うのは、やはり宮寒梅中取り生です。
拮抗した美味しさがありますね~!
違いを言うとしたら、宮寒梅はりんごグレフル系で、寒菊は桃パイナップル系。宮寒梅はジューシー甘旨で、寒菊はフルーティー甘旨。
あとは、宮寒梅は後半に辛さが増加してきて、三日目なんかは結構ドライで辛さがビシッと出ていました。
でも寒菊は、アルコール感が出る気配全くなくて、低アルなラストかつ甘さも全く残らない。
減点ポイントを探そうとしても、細部のクオリティが高すぎて、素晴らしいとしか言えない!
ストレスゼロで、ず━━━━━っと飲んでいられます~♪(*´∀`*)
二日目で確定!
★5.0っすね!!!!!!
宮寒梅中取りを基準にすると、好み的にはその上!原酒15度なのもポイント高いですね。
ラベルやコンセプト通りのお味でしたので、初々しい新社会人の初日本酒とかには、バッチリおすすめの一本っす!
もちろん、私みたいな初々しさの欠片もないオッサンにもね~♪笑。
こんな美味しいのが初めての一本だったら、今頃どうなっていたんだろ~、恐ろしいわ~笑。
ちなみに、私が初めて飲んだのは、会社の飲み会で出た、南部美人本醸造!
懐かしいので早速買ってみました~笑。14度なのにめっちゃ辛━━━━━!ザ・日本酒でした 笑。